
Nintendo of Americaの社長ダグ・バウザー氏は、ニンテンドースイッチ2(Nintendo Switch 2)が「安定的に供給」されており「ホリデーシーズンまで需要を満たすことができると考えている」と海外メディアCBSに語りました。
米任天堂社長は「安定的に供給」と発言
アメリカの番組「CBS Mornings Plus」はニンテンドースイッチ2を入手するには「運が必要」と品薄になっていることを伝え、サンフランシスコにて列をなすファンの様子を紹介。同番組に出演したバウザー氏は予約分は短期間で完売したものの販売業者は店頭販売用にも確保しているはずだと発言しています。
また製造について今後の見通しを質問された同氏は、ニンテンドースイッチ2は「安定的に供給」されているとしたうえで、「ホリデーシーズンまで需要を満たすことができると考えている」と明らかにしました。一方で発売直前には予約キャンセルも報告されていたアメリカでの実情について、海外メディアGameSpotは「希望者への安定的な供給はまだできていない」と報じています。
価格については明言避ける
同番組で関税の影響を質問されたバウザー氏はまず、ニンテンドースイッチ2のアメリカ向け製品は主にベトナムで製造していると説明しますが、価格への転嫁の可能性を聞かれると「状況は非常に流動的で複雑」と答えます。
明言は避けた形ですが、「価格を低く抑えて製品を入手しやすくするための様々なシナリオを検討している」と説明し、発売前には周辺機器は価格調整しつつも本体価格は据え置いたことを例として挙げています。