米国の通信業者や端末業者で作る業界団体のCTIA: The Wireless Trade Associationと、ゲームのれースティングシステムを運用するESRB(Entertainment Software Rating Borard)は共同でモバイル(主にスマートフォン)でのレーティングシステムを整備すると先週発表しましたが、この分野の主なプレイヤーであるアップルもグーグルも参加する気は無いようです。ESRBのレーティングシステムは、ゲームの表現(暴力、性表現等)を審査し、そのゲームを遊ぶに相応しい年齢を数段階で表示するもの。E(Everyone)、T(Teen)、M(Mature)、Z(Adult Only)などのレーティングマークがESRBの審査を通過したゲームのパッケージには貼られます。また、このマークを持たないゲームは事実上、流通が不可能となり、基本的に全てのゲームが同じ審査基準で表示されるようになっています。CTIAとESRBはモバイルでもこのようなレーティングシステムを導入しようとしています。現状、アップル(AppStore)やグーグル(Android Market)はプラットフォームホルダー自身が審査を行い簡易的なレーティングを実施しています。しかし、第三者による中立的なレーティング表示を求める声もあります。ただ、導入には長い道のりがありそうです。グーグルの担当者はBusinessWeekの取材に対して「Android Marketのレーティングシステムは上手く運用がされていて、利用者にとってベストな方法だと考えています」とコメント。一方アップルの担当者はコメントを断ったとのこと。しかし、今後ともこの市場は拡大が確実視されるため、日本を含めてレーティングシステムの整備は課題となっていきそうです。
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