Kinectの認識映像を広告のターゲティングには利用せず・・・マイクロソフト | GameBusiness.jp

Kinectの認識映像を広告のターゲティングには利用せず・・・マイクロソフト

Kinectの情報は広告を絞り込む目的には使われないとのことです。

その他 その他
Kinectの情報は広告を絞り込む目的には使われないとのことです。

日本では11月20日に発売されたXbox360の周辺機器Kinect。搭載したカメラのはたらきでコントローラーなくしてゲームを遊べるというものです。ウォールストリートジャーナルは「ゲーム機があなたを見ている?」という記事を発表。

マイクロソフトのInteractive Entertainment Business部門のCOO兼CFOであるDennis Durkin氏がBMO Capital Markets主催のカンファレンスで「我々はあなたが望む内容を提出できる。部屋の中にいる何人が広告を見ているか、ゲームを遊ぶ時に何人が部屋にいるか。この種のデバイスが部屋に置かれるとき、沢山のビジネスチャンスがやってくる」と発言したことを受け、カメラから得た情報が行動ターゲティング広告に使われる可能性を指摘しています。

行動ターゲティング広告とは、対象の行動を元に絞り込んだ広告を配信するというもの。どういった物事に興味を持っているかを行動から判定、それにあわせた情報を送るため高い効果が期待されています。

マイクロソフトは「Xbox360とXbox LIVEはKinectで得られたいかなる情報も、広告ターゲットを絞り込む用途では使いません」と電子メールにてコメントしたとのことです。

ゲーム機がネットワークと不可分になることによって持ち上がってくるのがプライバシー情報をいかにあつかうかという議題。今回のマイクロソフトのコメントは、顧客のプライバシーに関して一定の指針を示したものとして評価されそうです。
《水口真》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら