ディー・エヌ・エーとグリーの四半期決算を比較 | GameBusiness.jp

ディー・エヌ・エーとグリーの四半期決算を比較

国内ソーシャルゲームプラットフォーム大手のディー・エヌ・エーとグリーは揃って1日に四半期業績を発表しました。

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国内ソーシャルゲームプラットフォーム大手のディー・エヌ・エーとグリーは揃って1日に四半期業績を発表しました。
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国内ソーシャルゲームプラットフォーム大手のディー・エヌ・エーとグリーは揃って1日に四半期業績を発表しました。

ディー・エヌ・エーは売上高270億8500万円(前年同期比+216%)、営業利益136億2400万円(+342%)、経常利益134億1000万円(+329%)、純利益76億3800万円(+345%)。

一方のグリーは売上高124億1000万円(前年同期比+82%)、営業利益62億2100万円(+58%)、経常利益62億2700万円(+58%)、純利益36億9500万円(+74%)。

期初が異なるためディー・エヌ・エーは第2四半期、グリーは第1四半期となりますが対応する期間は同じです。

両社とも大きな伸びを見せていますが、比較するとグリーは多少見劣りし、株式市場でも本日はディー・エヌ・エーが大きく伸びる一方、グリーは落ち込んでいるようです。





直近の9四半期分の売上高と営業利益をグラフにまとめてみました。2008年まではディー・エヌ・エーのリードが大きく、2009年には内製ソーシャルゲームでグリーが急成長。2009年の7-9月期では営業利益で逆転しました。しかしそれも束の間、年末にモバゲータウンのオープン化が始まり、2010年初頭からはディー・エヌ・エーが急成長しました。6月のグリーのオープン化後も流れは変わっていません。

両社ともにテレビCMを中心に積極的な出稿を行っていますが、直近の四半期での販促費・広告宣伝費はディー・エヌ・エーが50億7700万円、グリーが33億2100万円となっています。

また、人材の獲得競争を行っている両社は人件費も大きく伸びていて、ディー・エヌ・エーは71%増、グリーは96%増となっています(前年同期との比較)。

興味深い点では、両社ともにオープン化時点と現在のコイン(仮想通貨)消費額を開示していて、オープン化時点を1とした場合、ディー・エヌ・エーが18.76、グリーが約16となっています。売上高の伸びはさほど大きくありませんがグリーでも課金額は伸びているようです。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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