任天堂は、為替相場が想定より円高で推移していることや、WiiやDSの販売動向、ニンテンドー3DSの発売日などを勘案し、業績予想を下方修正すると発表しました。それによれば、第2四半期(4月1日〜9月30日)の売上高は3600億円(前回予想 5500億円)、営業利益500億円(1200億円)、経常損失50億円(1150億円)、純損失20億円(700億円)と上期は赤字での折り返しになる予測です。また、通期は売上高1兆1000億円(前回予想 1兆4000億円)、営業利益2100億円(3200億円)、経常利益1450億円(3200億円)、純利益900億円(2000億円)と修正しています。為替の想定レートは前回予想時点で1ドル95円、1ユーロ120円でしたが、1ドル85円、1ユーロ110円に変更しています。今期の販売予測もWiiハードを1800万台→1750万台、ソフトを1億6500万本→1億3500万本、DSハードを3000万台→2350万台、ソフトを1億5000万本→1億2500万本としています。なお、DSの数字の中に3DS分がハードで400万台、ソフトで1500万本含まれます。
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