バンダイナムコグループは、平成22年3月期通期業績を発表しました。それによれば、売上高3785億4700万円(△11.2%)、営業利益18億8300万円(△91.6%)、経常利益19億0700万円(△92.2%)、純損失290億8000万円と大幅な減収減益となりました。事業別では、トイホビー事業が堅調に推移した一方、ゲームコンテンツ事業が68億円の営業損失を計上するなど厳しい状況で、映像音楽コンテンツ事業も赤字転落となりました。また、希望退職者の募集に伴なう費用や次期閉鎖予定のアミューズメント施設等に関わる費用を計上したほか、一部子会社の今後の事業計画を厳しく精査し、のれんの減損処理と繰延税金資産の一部の取り崩しを行っています。今期は「バンダイナムコグループ・リスタートプラン」に基づき、スピードあるグループへの変革、収益力向上と財務体質の強化に取り組むとしています。コンテンツ事業においては、欧米での家庭用ゲームソフト事業を最重視し、新たなフランチャイズタイトル化を目指す大型ソフトを複数展開していくとのこと。また、国内市場においては中小型タイトルが苦戦したことを受け、開発家庭における精査をより強化するとしています。
『学園アイドルマスター』を支えるサーバーシステムとは?自動生成ツールが救った少人数開発におけるサーバー構築【CEDEC2025】 2025.8.15 Fri 『CEDEC2025』内の講演において、『学園アイドルマスター』のサ…
グリーの2025年6月期決算は売上6.8%減―新作『まどドラ』投入もゲーム事業はQoQで減収【ゲーム企業の決算を読む】 2025.8.22 Fri グリーは2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)が6.8%の…