海賊版問題は増え続けるが脅威としてはローレベル−海外のゲーム業界人意識調査 | GameBusiness.jp

海賊版問題は増え続けるが脅威としてはローレベル−海外のゲーム業界人意識調査

英国では海賊版ゲームに関する意識調査が行われましたが、日本のゲーマーにも興味深い結果が出ています。

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英国では海賊版ゲームに関する意識調査が行われましたが、日本のゲーマーにも興味深い結果が出ています。

欧州のゲーム業界団体TIGAは、英国の海賊版ゲームに関する意識調査を行いました。調査対象となったのはTIGAに所属する英国のゲーム業界人。その90%は海賊版問題が今後も増加するであろうと認識しています。海賊版問題のとらえ方も大きな差があるようです。業界人の10%が海賊版問題を「多大な脅威」としていますが、60%は「ローレベルの脅威」と感じるに留まっています。

現在の海賊版問題にはインターネットの存在が大きなものとなっていますが、政府が直接速度を制限したり回線を切断することで対策すべきか……という質問に関しては賛否それぞれが50%と意見が真っ二つに分かれたとのことです。

TIGAのCEOであるRichard Wilson氏は「英国のデベロッパーは海賊版問題に関し、消費者に直接コンテンツを届け情報交換するための新たな方法を探っていることは明らかです。デベロッパーはこれらの問題の取り扱いに満足しておらず、政府をアテにするよりは自力で解決方法を見つけようとしています」とコメントしています。

TIGAにおいては海賊版問題が増加するとする見方が主流のようで、有効な対策が期待されます。
《水口真》

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