スクウェア・エニックスは平成22年3月期第2四半期(4月1日〜9月30日)の業績を発表しました。それによれば、売上高905億6100万円(前年同期比33.2%増)、営業利益130億9100万円(39.3%増)、経常利益121億8100万円(25.5%増)、純利益26億8300万円(△55.7%)と、大作タイトルの発売から増収増益となりましたが、多額のリストラ費用を計上したことから純利益は前年度を下回りました。スクウェア・エニックスはQ2でゲーム、オンラインゲーム、モバイル・コンテンツ、出版、AM、その他の6事業区分から、ゲーム、アミューズメント、出版、モバイル・コンテンツ、ライツ・プロパティの5事業に再編しています。ゲーム事業では『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』という大作があったほか、『Batman: Arkham Asylum』『キングダムハーツ 358/2 Days』なども好調でした。また、Eidosを完全子会社化しています。ドラクエ効果で売上高は前年度の倍、営業利益も6割増となっています。アミューズメント事業は機器で『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』が健闘しましたが、施設運営は低調でした。全体では営業利益を確保しています。出版事業はコミック単行本が伸びたほか、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』のガイドブックもあり好調でした。モバイル・コンテンツ事業も堅調。新たに再編されたライツ・プロパティ事業では『FFVII ADVENT CHILDREN COMPLETE』がありました。
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