
ホワイトハウスが2026年9月4日に公開したゲームサイト「ARCADE.GOV」に、新たに2本のゲームが追加されました。同時に、日本のゲーム機のロゴを模した映像も公式SNSに投稿しています。
『Temple Run』風ランゲームが登場
『Flappy Bird』風の『FLAPPY BILL』や、スネークゲーム風の『RIO RUN』など、既存ゲームを思わせる無料ゲームを公開している「ARCADE.GOV」。10月16日に新たに『Escape from Socialism』が、10月27日に『RED SCARE』が追加され、合計2タイトルが開設当初から増えています(当初存在した『テトリス』風ゲームは削除済み)。
『Escape from Socialism(社会主義からの脱出)』は、タイトルこそ『Escape from Tarkov』に似ていますが、ゲーム内容は記憶力を競う「神経衰弱」。ただし、カードに書かれているのはホワイトハウスの政治的なメッセージです。
例えば「More services. Less burden(より多くのサービスを、負担はより少なく)」というメッセージが書かれたカードには、「それを実現すれば巨額の財源が必要となり、増税で政策の財源を確保した場合、連邦個人所得税の実効税率が14.1%から39.6%へ上昇する」という試算が示されています。


「More for workers(労働者へのさらなる支援を)」というカードからは、政策の財源を増税でまかなった場合、労働者1人当たりの年間所得が約2万2,000ドル減少するというメッセージが読み取れます。ペアを成立させるたびに、CEA(大統領経済諮問委員会)の報告書に基づく政策のコストが表示され、社会主義的な政策への反対を訴える内容となっています。

もう1つの『RED SCARE』は、星条旗がプリントされたTシャツを着てMAGA(Make America Great Again)帽子をかぶったキャラクターが、自動で前方へ走り続けるランゲームで、スマホ向けアプリ『Temple Run』に似た雰囲気です。
ゲーム内にはドラキュラやゾンビとなったオバマ元大統領やバイデン前大統領、魔女姿のカマラ・ハリス元副大統領らが登場し、トップページには「試練を生き延びろ。社会主義と共産主義を打ち倒せ」とのメッセージが書かれています。
また、日本のゲームメーカーのロゴの無断使用についても、ホワイトハウスは止めるつもりはないようです。今回の新作ゲームを告知する公式Xの投稿にはプレイステーションとゲームボーイカラーのロゴを「Arcade.gov」の文字にすり替える動画も添えられ、オリジナルの音源を使用していると思われます。
「ARCADE.GOV」には「COMING SOON」と記された枠が1つ残されており、トランプ政権のメッセージを前面に押し出したゲームがまた登場するかもしれません。










