
仏パブリッシャーNACON傘下の開発スタジオの1つであるSpiders Studioが4月30日、XやBlueskyの公式アカウントにて、会社清算を正式に発表しました。
アクションRPGを作ってた制作スタジオ、18年の歴史に幕
Spidersは2008年の設立以来、『GreedFall』や『Bound by Flame』、『スチールライジング』など、数々のアクションRPGを手がけてきた開発会社で、一時は90名以上のスタッフを抱えていました。2026年3月下旬の時点で、親会社であるNACON傘下の複数スタジオが破産申請を行い、司法再建手続きの開始を求めているとGame*Sparkでも報じましたが、4月29日に仏商事裁判所(Tribunal de commerce)が破産清算を命じています。
同スタジオはSNS上で、過去1か月間沈黙していたことを謝罪。そのうえで「Spidersが清算されることが正式に決定しました。これは会社が消滅することを意味します。当社は直ちに業務を停止します。予定されていたDLCはNACONよりリリースされますが、その後は……それで終わりです」と説明しました。さらに、「ご質問やゲームに関する問題が発生した場合、当社では対応できなくなりますので、直接NACONまでご連絡ください」と投稿しています。
また、仏ビデオゲーム労働組合のSTJVはSpidersについて、「2019年のNACONによる買収以来、スタジオは制作したゲームから一切のロイヤリティを受け取れず、収入と流動資産は事実上NACONグループに吸収されていた。Spidersは空っぽの殻であり、経営陣の判断次第で容易に切り捨てられる構造だった」と指摘。
今回の会社清算についても、親会社による計画的かつ意図的な判断であり、スタジオの消滅と71人の従業員の失職を“第一級殺人”に例えるなど、強く非難しています。

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