スパイスマートは2026年4月7日、2025年のApp Storeダウンロードランキング(Freeランキング)100位以内にランクインしたカジュアルゲームを対象とした最新動向調査の概要を公開しました。同調査は今年で5年目を迎え、対象となった全191タイトルのジャンル構成やIP比率、ランクイン傾向などを整理しています。なお、調査の全文は同社が提供する運営ソリューション「LIVEOPSIS」の契約企業向けにレポートとして配信されています。
パズルゲームが46.6%で最大勢力

ジャンル別ではパズルゲームが全体の46.6%を占め、単一ジャンルとして最大の構成比となりました。次いで脱出ゲーム・謎解きが18.8%で続いています。
パズルゲームの内訳を見ると、ソートパズル、ネジ外し、マッチ3パズルがそれぞれ10.1%と同水準で並び、ブロックパズルやマージパズル、3Dマッチパズルなども上位に入っています。特定のサブジャンルに偏らず、多様なパズル形式がランキングを支えている構図です。
同社はパズルゲームについて、漫画アプリやSNSなどの広告との親和性が高く、広告露出の多さがランクイン回数(新規ダウンロードの継続)に貢献していると分析しています。
オリジナル作品が9割、IP作品は長期運営に強み
IP(知的財産)活用の観点では、全体の90.6%がオリジナル作品で、IP作品は9.4%(18タイトル)にとどまりました。ただし、IP作品には「ディズニー」「サンリオ(ハローキティ)」など世界的に知名度の高いIPを活用したタイトルが含まれ、1年を通じて継続的にランクインする長期運営タイトルが多い点が特徴です。
パブリッシャーは日本が最多の45%

パブリッシャーの国・地域別では日本が45.0%で最多となり、シンガポール、香港、韓国がそれに続いています。
日本のパブリッシャー作品は「LINE:ディズニー ツムツム」などのIP作品やパーティーゲーム・脱出ゲームといった特定ジャンルに集中する傾向が見られました。一方、海外パブリッシャー作品ではネジ回しやソート系パズルが多くを占めており、国内外で得意とするジャンルに違いがあることがうかがえます。
なお、本調査では短時間でプレイ可能なハイパーカジュアル・カジュアルゲームのトレンド分析を目的としており、「ロイヤルマッチ」「タウンシップ」などの箱庭要素やストーリー進行を含む中長期プレイ型タイトルは対象外とされています。






