
ユービーアイソフトは、カナダのハリファックスに拠点を置くスタジオの閉鎖を発表しました。VGCやGamesIndustry.bizなど、複数の海外メディアが報じています。
労働組合を結成したばかりのハリファックススタジオが閉鎖―モバイル版『アサクリ』など手掛ける

Ubisoft Halifaxはカナダのハリファックスに拠点を置くスタジオで、これまでにモバイル向けアプリ『アサシン クリード リベリオン』(2018年配信)や『レインボーシックス モバイル』(2026年2月23日リリース予定)といったタイトルの開発に携わってきました。

複数の海外メディアの報道では、今回のスタジオ閉鎖によって影響を受けるポジションのスタッフは71人とされています。また、同スタジオは北米のユービーアイソフト関連スタジオとしては初の、労働組合を正式に結成したことが12月の下旬に報じられたばかりでした。
カナダのCTVによると、労働組合の結成をめぐる投票ではスタジオスタッフのうち約74%が組合結成に賛成していたことが明かされています。
そんな労働組合結成の矢先に発表されたスタジオの閉鎖ですが、メディアに対して送られた声明のなかでは、「ハリファックススタジオの閉鎖は過去24か月間にわたるユービーアイソフト全体の取り組みとして行われた、コスト削減や業務の合理化による決定」だと説明されており、労働組合の結成とは関係がないことを同社は強調しています。
大阪をはじめ各地のスタジオの閉鎖やレイオフ、新子会社設立など大規模な組織再編が進むユービーアイソフト
ユービーアイソフトは数年にわたって大規模な組織再編を継続しており、2024年には『エックスディファイアント』のサービス終了決定をはじめ、サンフランシスコや大阪、シドニーなどに拠点を置く複数のスタジオの閉鎖が発表。トロントのスタジオではレイオフも行われました。
2025年にもスタジオの規模縮小や閉鎖によって、計185人を対象としたレイオフが実施されたほか、テンセントからの出資のもと新規子会社「Vantage Studios」を設立。『アサシン クリード』『ファークライ』『レインボーシックス』といったIPの管理や開発を移管し、“分業体制”を確立する動きもみられました。
11月に公開された上半期の業績報告書では、不適切な収益の会計処理などが発覚して発表が一時延期になるなどトラブルがあったものの、営業利益では黒字に転換するなど好調な業績をみせていることが明らかになっています。












