
Bungieが開発するアクションMMO『Destiny 2』について、2025年10月11日の時点でのプレイヤー総数が、開発終了の危機が迫っていた時期の最低記録を下回っていると海外メディアThe Game Postが報じています。
◆プレイヤー総数が過去最低記録を下回る

2017年にリリースされて以来、様々なDLCを実装して進化を重ねてきたアクションMMO『Destiny 2』。
2019年に基本無料タイトルに移行した際には、Steam版での初日の同時接続数が22万人を突破したほか、2022年にDLC「漆黒の女王」がリリースされたタイミングでは30万人近くのプレイヤー数を記録するなど、大きな盛り上がりを見せていました。
The Game Postは、本記事執筆時点でのプレイヤー総数が、2017年末に配信されたDLC第1弾「オシリスの呪い」で記録された最低値を下回っていると伝えています。
Bungieは「オシリスの呪い」期間は開発終了が目前に迫った危機的な状況であったと「GDC 2022」で説明しており、減少ペースが衰えなければ、あと5週間でプレイヤーがいなくなる計算であったと振り返っていました。
同メディアはBungieが開発中の新作シューター『Marathon』に注力していることに触れつつも、開発終了の危機にあった時期よりプレイヤー数が減少している現状は警鐘を鳴らすべき事態であると説明。
そして、今後の12月3日に配信を予定している、「スター・ウォーズ」にインスパイアされたDLC「反逆」で巻き返せるかどうかに注目が高まっていると報告しました。

また、Redditでは極致バージョンのレイドが数日後に控えているにも関わらず、Steamの同時接続数が1万人近くにとどまっているという報告も。投稿者は9月28日に極致レイドが開始された後も最高接続数は約3万人であったと述べ、『Destiny 2』がついに終わりを迎えてしまうと嘆いています。
『Destiny 2』の将来を悲観する投稿には、多くのプレイヤーから同意する声が寄せられました。初日からプレイし続けていたにも関わらず、最近は起動すらしていないといった報告が相次いでおり、勢いを失いつつある現状を訴えています。
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