『Ghost of Yōtei』共同クリエイティブディレクターのネイト・フォックス氏は、海外メディアMinnMaxが行ったインタビュー内で『グランド・セフト・オートVI』の発売延期についての感想を述べています。
『Ghost of Yōtei』クリエイティブディレクター、『GTA6』の発売延期を最高の一日だったと振り返る
『Ghost of Yōtei』は、『Ghost of Tsushima』を手掛けたSucker Punch Productionsが続編として開発中のアクションアドベンチャー。1603年の蝦夷地を舞台に、家族を殺した仇敵への復讐を誓う武芸者「篤」の物語が描かれます。
そんな『Ghost of Yōtei』ですが、発売日が2025年10月2日であると2025年4月に発表。その時点では『グランド・セフト・オートVI』の発売時期は2025年秋と告知されていたため、ゲーマーからの期待が最も高いといっても過言ではない作品と発売時期がぶつかってしまう、そうでなくともそれなりに近いスパンで発売される可能性が高かったわけです。
ところが、2025年5月に『グランド・セフト・オートVI』の発売が2025年秋から延期され、2026年5月26日に決定したとのアナウンスが。これを踏まえて前述のインタビュー内で、ネイト・フォックス氏に対し「この告知を受けてスタジオではシャンパンを開けてお祝いをしましたか?」との質問が飛び出しました(動画26秒ごろから)。
ネイト・フォックス氏は「私たちはそれから何カ月も経った今も二日酔いしている」と回答。あれは最高の一日だったと感慨深そうに振り返っています。

10年以上かけて達成した記録であるとはいえ2024年時点で2億本以上というとてつもない売上を誇る『グランド・セフト・オートV』。その続編と発売時期が離れるというのは『Ghost of Tsushima』を手掛けたSucker Punch Productionsレベルのスタジオにとっても非常に喜ばしい出来事として受け止められている様子です。
『GTA6』が実際に発売される際のゲーム業界の反応は...?
『Hollow Knight: Silksong』の発売日決定によるインディーゲーム延期劇が記憶に新しいですが、『グランド・セフト・オートVI』の発売が予定されている2026年5月には他にもAAA級タイトルが登場するのか、あるいはどのパブリッシャーも発売時期をずらそうとするのかという点も気になるところです。
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