
2025年9月12日に発売予定のルートシューターシリーズ最新作『ボーダーランズ4』について、コピーガードシステム「Denuvo」の搭載によるパフォーマンスへの懸念がSNS上で寄せられています。
海賊版対策システム「Denuvo」ユーザーからの反発続く

Irdetoが開発する「Denuvo」は、デジタルコンテンツの不正なコピーを防ぐコピーガードシステムです。多種多様なゲームで海賊版対策のために採用されていますが、パフォーマンス低下の原因であるとの言説も根強く、同ツールの導入にネガティブな反応が示されたタイトルもあります。
アクションアドベンチャー『Stellar Blade』のPC版では、Denuvoの採用を疑問視する声に対して緻密な調整によりパフォーマンスの低下はないと説明されたほか、生活シミュレーション『inZOI』ではコミュニティの反応を受けて早期アクセス版から同ツールが削除されるなど、様々なタイトルに影響を与えました。

昨今のゲーム開発においてデリケートな問題となっているDenuvoの搭載は『ボーダーランズ4』でも取り沙汰されています。Steamストアページでは「サードパーティの DRM: Denuvo」の記載が確認されており、パフォーマンスの低下を懸念する声がXやRedditに多数寄せられました。
ゲームの開発では海賊版への対策は避けて通れない悩みであり、違法に配布されるリスクを抑える手段としてDenuvoを搭載することも珍しくはありません。『バイオハザード ヴィレッジ』や『DOOM Eternal』といった数々のタイトルでも物議を醸したDenuvoの導入は、シリーズ最新作でもパフォーマンスへの影響が不安要素として激しく議論されています。
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