Epic Gamesが起こしていたAppleの独占禁止法違反を訴える裁判ですが、EUに続きアメリカでも廃止されることが決定しました。これにより、iOS版『フォートナイト』が4年以上ぶりに帰ってきます。
ティム・スウィーニー氏、「Apple税」終わりを宣言
この裁判は、App Store以外での購入に対して27%の手数料を課していたことや、それを顧客に通知することを制限するような行為が独占禁止法にあたるかどうかを争っていました。米国においては独占禁止法には当たらないという判決になったものの、外部支払いシステムへの誘導を許可するよう改善命令が出されていました。
Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏はXにて、“Apple税”はもう終わりであると宣言し、来週にも米国におけるiOS版『フォートナイト』を復活させる見込みであると述べました。
さらに、Epic GamesはAppleに対し和平を申し入れていることも明かしました。これをAppleが受け入れ、手数料免除を世界中に拡大すれば、『フォートナイト』を世界中のApp Storeに復活させ、この問題に関する現在および将来の訴訟を取り下げるといいます。
海外メディア・The Game Businessによれば、スウィーニー氏は記者会見にて、Appleが「歴史の正しい側に戻る方法があると期待している」とコメント。Appleは裁判を起こすまで10年以上にわたって最高のパートナーのひとつであったと述べたほか、iPhoneが持っていて楽しいデバイスであり、Apple製品への品質と信念に対する敬意があることを明らかにしました。
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