NetEase Gamesは、AAAタイトルを開発する新たなスタジオ「Worlds Untold」の設立を発表しました。
この新規ゲームスタジオは、カナダ・バンクーバーに本社を置き、完全リモートワーク制を採用しています。指揮を執るのは、20年以上ゲームとライター業務に携わってきたMac Walters氏。同氏は、『マスエフェクト』シリーズのプロジェクトマネージャーやリードライターを歴任してきました。
新スタジオ「Worlds Untold」が目指すのは、「一つのゲームや媒体だけに収まらない深い内容と可能性をもつIP制作」とのこと。現在、近未来の世界を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームの開発を進行中です。
「Worlds Untold」には、著名な開発者らが集まっています。
オーディオディレクター：戸島壮太郎氏
『メタルギアソリッド』シリーズや『HALO』シリーズなどに携わり、20年以上のゲームオーディオ制作経験をもつ。
制作責任者：Elizabeth Lehtonen氏
『ドラゴンエイジ』『ザ・シムズ』『アングリーバード』シリーズなど。
アートディレクター：Ramil Sunga氏
『マスエフェクト：アンドロメダ』『Anthem』や『ドラゴンエイジ』全シリーズなどのさまざまなコンセプトアートを担当し20年以上のクリエイター経験をもつ。
技術責任者：Ben Goldstein氏
Xbox One版『アサシン クリードIV ブラック フラッグ』やPS4版『フォーオナー』などに関わった他、直近ではテスラ社とCruise社にて各シミュレーションプラットフォームの構築に携わった。
Walters氏は、「私たちは素晴らしく意義深い物語を作っており、これはゲームという媒体で語られ、プレイを通して体験されるのが最良だと信じています。まずは、誰もが夢見るような世界を創造し、次に主役となるプレイヤーが忘れがたいと感じる冒険の道筋を作り上げていきます。NetEase Gamesのチームは私たちと同じビジョンと情熱を持っており、最新テクノロジーを使った最高の新作ゲームを創り出すことに意欲的です。彼らがサポートおよび創作における自由を与えてくださることで、私たちはこのビジョンを実現させることができます」とコメントしています。
またNetEase Gamesの国際的提携＆投資部門の最高責任者であるSimon Zhu氏は「弊社の信条は、クリエイターたちが既存の枠にとらわれないよう、彼らのビジョンを可能な限り円滑に実現できるように支援することです。Worlds Untoldは皆さんに新しい世界とアクションアドベンチャーゲームを届けるべく、非常に経験豊富な人材が集まったスタジオなので、Mac Walters氏とそのチームが一体どんなものを生み出すのかを楽しみにしております」とコメントしています。
