年配ゲーマーの66%は「自分の年齢層に向けてゲームが作られていない」と感じている―“50歳以上”を対象にした調査結果より | GameBusiness.jp

年配ゲーマーの66%は「自分の年齢層に向けてゲームが作られていない」と感じている―“50歳以上”を対象にした調査結果より

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年配ゲーマーの66%は「自分の年齢層に向けてゲームが作られていない」と感じている―“50歳以上”を対象にした調査結果より
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アメリカの調査会社AARP Researchは、50歳以上のゲームライフに関する調査結果を公開。50歳以上のゲーマーがどれほどいるのかや、プレイ時間、使っているハードや動機など、さまざまな項目を通じて、我々の先代が何を思っているのか解き明かしています。

調査によると、50歳以上の45%がなんらかのゲームをプレイしています。更にこのなかの45%は毎日ゲームをプレイしているとのこと。毎日プレイするユーザーでは、女性が52%であるのに対し、男性は37%という結果になっています。新型コロナウイルスのパンデミックの影響もありゲームへの関心度は高まり、ゲームのプレイ時間の総数は一週間あたり8.5時間から12時間に増加しています。

また、使用するハードとして84%がスマートフォンなどのモバイル端末を挙げ、28%がコンソールゲームで遊んでいます(複数回答可の質問)。モバイル端末でのみプレイしているのは全体の30%に留まっているのも興味深い点です。

ゲームジャンルでは、パズルやストラテジー、カードなどの定番ジャンルに次いで「ワードゲーム」というジャンルに注目が集まっています。これは「Wordle」の台頭など単語やアルファベットを用いたゲームの効果です。

そして、10人に7人(69%)のユーザーが「ゲームは年配のユーザーを念頭に置いてデザインされていない」と回答しています。多くの年配ゲーマーはゲームが複雑なため理解できない経験をしているほか、マーケティングやゲームそのものに自身らの世代の人物が対象とされていないと感じているのです。


筆者を含め読者諸君も決して抗うことのできない「老い」。アクセシビリティのさらなる拡充や、コミュニティの支援、議論が必要となってくるでしょう。調査結果全文はこちらでご確認ください(英語)。

《Okano@RUGs》

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