レストランローグライク『PlateUp!』―「他の友達を嫌いになるようなゲームは作りたくない」【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

レストランローグライク『PlateUp!』―「他の友達を嫌いになるようなゲームは作りたくない」【開発者インタビュー】

『Overcooked!』に見た目は似ていますが、ゲーム性は異なります。

ゲーム開発 インディー
レストランローグライク『PlateUp!』―「他の友達を嫌いになるようなゲームは作りたくない」【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、It's happening開発、PC向けに8月4日にリリースされたレストランローグライク『PlateUp!』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、大忙しのキッチン、レストラン経営、戦略的な事業の拡大といった要素が合わさったレストランローグライク。最大4人のプレイヤーでレストランを一から建てて経営し、メニューを選び、設備を購入して設置し、料理を作ってお客さんに提供します。日本語にも対応済み。

『PlateUp!』は、1,840円(8月12日までは20%オフの1,472円)で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Alastair Janse van Rensburg氏(以下Alastair)本作のソロ開発者、Alastair Janse van Rensburgです。私はローグライクゲームとCo-opゲーム、そしてリプレイ性が高いゲームが大好きです。私が一番好きなゲームは『Slay the Spire』で、理解することで変化するゲームや、一見シンプルながらも奥深いシステムを持つゲームが好きなのです。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Alastair2021年1月の新型コロナによるロックダウン中に開発をスタートしました。年末年始がロックダウン中でしたので、私はルームメイトと一緒にたくさんCo-opゲームをプレイしていたのですが、少しプレイすると、その後プレイし続けたいと思うゲームはあまりなかったのです。また、多様なゲームの腕前の人が一緒にプレイできるCo-opゲームを見つけるのも困難でした。そのため、私は素早いアクションがあり、一回のプレイが短く、それでいて長い間遊び続けられるような奥深さのあるゲームを作りたいと思ったのです。

――本作の特徴を教えてください。

Alastair本作はすべての人を楽しませ続けるということに焦点を当てており、誰でも楽しめるものになっています。1回目のプレイでも100回目のプレイでも同じぐらい楽しい、というようなゲームを目指しましたので、誰とでも、どんな腕前の人とでも、楽しい時間を過ごすことができます。

本作では、プレイヤーは自分のレストランのあらゆることを行わなくてはいけません。また、プレイヤーは好きなようにレイアウトのカスタマイズも行えます。経験豊富なプレイヤーはすべてを細かなところまで調整できますし、新しいプレイヤーもただ一緒に楽しむことができます。そして、本作は可能な限りイライラしないようにデザインしました。他の友達を嫌いになるようなゲームは作りたくないですからね!

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Alastairすべての人です!本作はCo-opゲームとしてデザインされていますが、1人で遊んでも奥深く楽しめるものになっています。そして、経験豊かなプレイヤーも新しいプレイヤーも一緒に楽しめるのです。カジュアルプレイヤーは気軽に遊び始められますし、ハードコアゲーマーはエンドレスに戦術を突き詰められます。すべての人に役割がありますので、誰もが他の人の邪魔をしてしまっているように感じることなく、チームに参加できますよ。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Alastair私は画面分割のCo-opゲームが大好きです。特に『Unrailed!』はローグライク要素があり、楽しく挑戦しがいがあります。挑戦しがいのあるCo-opゲームは、団結力を高めてくれ、本当にチームでプレイしている気分にさせてくれます。シングルプレイヤーのゲームだと、『Slay the Spire』のようなよりハードコアなローグライクが好きです。この作品のデッキビルディングの楽しさを、本作でも再現しようと試みました。プレイするたびに異なるデッキをカスタマイズできるという点からは大きな影響を受け、本作もプレイするたび、異なる展開になりますよ。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Alastairはい、たくさんありました!最初のロックダウンで、私は趣味としてゲーム開発を始め、ルームメイトと一緒にゲームをしたのはゲームデザイン面でとても役に立ちました。奥深いゲームをプレイしていたので、私たちは日中戦略を練り、夜遅くにテレビの前で集まってプレイしたのは良い思い出です。家に引きこもってゲーム開発に専念していたここ一年半は辛かったですし、配信を始めるまでほとんどの人には本作のことを知ってもらうことができませんでした。初めて目の前で他の人に本作を遊んでもらった時は、めちゃくちゃ緊張しましたね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Alastairはい、もちろんです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Alastair本インタビューをお読みいただき、ありがとうございます!本作を楽しんでいただけると嬉しいです。すでに本作はリリースされていますが、まだまだ追加したいと思っているものはたくさんあります。皆さんからのリクエストを聞くのが楽しみですし、将来のアップデートのためのコンテンツを作るのもワクワクしています!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

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《Chandler@Game*Spark》

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