物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】

ブルータリズムの建築とアート、そしてエレクトロニックミュージックから影響を受けているとのこと。

ゲーム開発 インディー
物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】
  • 物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】
  • 物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】
  • 物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】
  • 物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】
  • 物理破壊パズル『ABRISS』―ダークでミニマル、ディストピアのような見た目の物理パズル【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Randwerk開発、PC向けに4月14日に早期アクセスが開始された物理破壊パズル『ABRISS - build to destroy』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、重さや形、機能が異なるパーツを組み合わせて破壊装置を建設し、ターゲットを粉砕することが目的のパズルゲーム。ピストンや磁石、銃やレーザー、爆弾やロケットなどでクリエイティブを発揮し、少ないパーツでエレガントな破壊を生み出します。日本語にも対応済み。

『ABRISS - build to destroy』は、1,999円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Johannes Knop氏(以下Johannes)こんにちは。本作を作った3人のうちのひとり、25歳のJohannes Knopです。私たちはみんなここドイツ・ベルリンでゲームデザインを学んでいます。私が今一番好きなゲームのひとつはおそらく『Hunt: Showdown』です。私たち全員がこの作品をとても好きで、時には一緒にプレイしたりしていますよ。とてもソーシャルな協力プレイゲームで、常に会話し続けていないと上手い戦略は実行できませんし、そこが気に入っている点です。他には昔の『Settlers』作品も好きで、特に『The Settlers 4』がお気に入りです。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Johannes本作を一緒に開発しているFriedrichとTillは、大学のためにとあるプロジェクトに取り組んでいました。私は彼らに声をかけられ、チームに入ってこのプロジェクトを商業ゲームにしないかと誘われたのです。これまで彼らと一緒に仕事をしたことはなかったのですが、昔からの長い付き合いだったので、喜んで参加することとしました。

――本作の特徴を教えてください。

Johannes本作では、とてもユニークなアートスタイルが複雑な物理エンジンと融合されています。物理演算を使ったゲームの多くは、カートゥーンのような面白いスタイルをしていますが、私たちはダークでミニマル、ディストピアのような見た目のものにしようと決めました。他のゲームとの大きな違いは、その部分ですね。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Johannes物理パズルゲームが好きな人や、『Teardown』『Besiege』『Hardspace: Shipbreaker』のような破壊ゲームが好きな人は、本作も気に入っていただけることでしょう。徐々に慣れていけるように作られているので、パズルゲームが得意でない方も、ぜひ遊んでみていただけると嬉しいです!

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Johannes本作の早期アクセスは一年ほどを予定しています。今後2つのワールド、新しいゲームモード、Steam Workshopのサポート、ボタン設定、そしてより遊びやすくなる追加要素を予定しています。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

JohannesSteam上に私たちの作ったゲームがあるなんて、今でも信じられません!たくさんの人にとても楽しんでいただけているようですし、セールスも好調で、レビューも高評価です。ここまで来るのには、とても疲れましたけどね!

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Johannes本作は主に私たちの住んでいる街、ブルータリズムの建築とアート、そしてエレクトロニックミュージックから影響を受けています。そのため、特に他のゲームや映画から影響を受けているということはなく、主に建築からの影響ですね。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Johannesはい。本作の開発に着手したのは、2020年の最初のロックダウンの時、私たちが退屈だったからなので、本作はパンデミックなしでは誕生しなかったでしょう!しかし自宅から作業をするのは少し大変で、お互いにほとんど顔も見ていませんし、打ち合わせはすべてリモートで行いました。早く収束することを期待しましょう!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Johannesはい、お好きなように配信したり動画を作ってください!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Johannesこんにちは!本作を気に入っていただけると嬉しいですし、本作の日本語訳が良いものになっていると幸いです。ぜひ私たちをサポートするため、本作の購入を検討していただけると助かります。フィードバックやバグ報告などは、Discordでいつでもお知らせください。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら