開発が遅れても最後には上手くいってしまう「BioWare Magic」は悪しきプロセス―元エグゼクティブプロデューサーが苦言 | GameBusiness.jp

開発が遅れても最後には上手くいってしまう「BioWare Magic」は悪しきプロセス―元エグゼクティブプロデューサーが苦言

かつてBioWareを牽引してきた人物が警鐘を鳴らします。

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開発が遅れても最後には上手くいってしまう「BioWare Magic」は悪しきプロセス―元エグゼクティブプロデューサーが苦言
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BioWareの元エグゼクティブプロデューサーでもあったMark Darrah氏は、自身のYouTubeチャンネルにて「BioWare Magic」現象について苦言を呈しました。

BioWareは『Anthem』『Dragon Age: Inquisition』や『Mass Effect Andromeda』を手掛けたことでお馴染みの老舗デベロッパーです。Darrah氏は、同デベロッパーにおける開発期間の長期化問題について言及しました。

進捗に成果が見えない期間が延々続いたと思えば、最後の最後で急に鋭角な上昇を見せて完成に至る「BioWare Magic」の様子を「まるでホッケーのスティック」と例えており、方向性が正しいのかどうか理解しないまま開発を進めること等に問題の原因があると指摘しました。

さらにプロジェクトが遅れても「大丈夫、落ち着いて。我々は最後にはうまくいく」と楽観して問題が解決されない、「BioWare Magic」によってゲームの開発は遅れていくともコメントしています。

またDarrah氏は「BioWare Magic」が開発チームが会社に根付く文化に引っ張られることで繰り返されるとも語り、この動画を見ている視聴者の中でもし現在BioWareで働いている人がいるならば、より効率の良いプロセスを作るためにも、悪しき「BioWare Magic」をやめて欲しいと呼びかけました。

《麦秋@Game*Spark》

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