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Frogwaresが『The Sinking City』のストア削除について公開状を公式サイトに掲載―ライセンス上の揉め事が原因

Bigben Interactive/Naconからの支払いに遅れが生じるなど、様々な問題があったようです。

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Frogwaresが『The Sinking City』のストア削除について公開状を公式サイトに掲載―ライセンス上の揉め事が原因
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Frogwaresは『The Sinking City』の一部ストアでの販売停止について、公開状を公式サイトにて掲載しました。

同社によると『The Sinking City』が一部ストアでの販売を停止していたのは、同作の販売権を持つBigben Interactive/Naconとのライセンス契約を終了したためであるとのこと。PS4/Xbox One/Steam/Epic Gamesストアにおける販売権を与える契約を、2017年にBigben Interactive/Naconとの間で結んでいたものの、ゲームそのものの知的財産権については依然として同社が保持し続けていたと主張しています。

ゲームの制作中からBigben Interactive/Naconからの支払いに遅れが生じていたとのことですが、それだけではなく同社はゲームのソースコードを提供することすら指示されたとしており、拒否した後は4カ月にわたって資金提供が停止されたとしています。

その他にも同作の発売後に販売利益が受け取れなかったことや、同社への連絡なく関連するドメイン名がBigben Interactive/Naconによって買われていたことなどがあり、同社はBigben Interactive/Naconと11カ月にわたって問題解決のためのコンタクトをとっていましたが満足いく対応が得られなかったとして現地時間4月20日に契約を終了したとのことです。

フランスにおけるCOVID-19の影響による緊急対策法によって、契約の終了と支払いを含むBigben Interactive/Naconから同社への義務の履行が拒否されていたとのことですが、同社は現状で契約は終了したとみなしており、販売プラットフォーム側の混乱などを鑑みてストアからの削除を依頼したとしています。

最後に同作の購入を希望するプレイヤーに向けて、公式サイトでのDRMフリーPC版や、同社パブリッシングとなるPC(Origin/Gamesplanet)版およびニンテンドースイッチ版を紹介しています。
《いわし@Game*Spark》

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