全米ライフル協会、年次大会にてビデオゲームを批判―「病んだ子供を生産している」 | GameBusiness.jp

全米ライフル協会、年次大会にてビデオゲームを批判―「病んだ子供を生産している」

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政治的にも大きな影響力を持つ、米国の銃愛好家団体NRA(全米ライフル協会)は、様々な銃撃事件の度にビデオゲームを悪として言及することで知られています。先日行われた同団体の年次大会では、セミナー登壇者の1人を通じ、再び同様の主張が行われているようです。

Polygonによれば、この主張を行ったのは元米国陸軍レンジャーであり、殺害の心理学に関する数多くの本の著者でもあるDave Grossman氏。Grossman氏は、「特に地球上の病んだビデオゲームは、病を作り出している。病んだ子供たちを」としてビデオゲームについて言及。ゲームや暴力的なエンターテイメントが(銃乱射事件や殺人を犯すような)病んだ子供たちを作り出しているとしました。

また、海外メディアThinkProgressによれば、Grossman氏は、「子供たちは人類の歴史の中で今までに見たことのないような犯罪を犯している」とし、暴力的なメディアの輸出が特に問題であること、また、それらのメディアは、暴力を肯定する歪んだ表現であると述べています。

なお、同年次大会ではトランプ大統領も演説。国民の銃所持の権利を支持することを表明し、学校での銃乱射事件への対応については、以前の発言と同様に、教師の銃武装を推進する持論を展開しました。

一時期は公認ゲームをリリースするなどビデオゲームへの姿勢の軟化も見せていたNRA。しかしながら再び、幾つものメディア悪影響論に纏わる否定の実験結果を物ともしない強硬なビデオゲーム反対への立場へ回帰したことと、銃擁護に大きな意欲を見せるトランプ大統領の存在も相まって、各ゲームメーカーには頭痛の種が増えてしまった形であるのかも知れません。
《Arkblade@Game*Spark》

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