ソニーは、平成26年3月期 第3四半期決算(米国基準)を発表しました。売上高及び営業収入5兆9010億1700万円(前年同期比 16.4%増)、営業利益1414億5300万円(前年同期比 70.5%増)、税引前四半期純利益1419億8600万円(前年同期比 142.7%増)、株主に帰属する四半期純利益111億7200万円となりました。あわせて、連結業績予想を修正しています。連結営業利益については、2013年10月時点での想定を900億円下回る800億円となる見込みです。これは、IP&S分野、ゲーム分野、音楽分野、及び金融分野で想定を上回る見込みであるものの、MP&C分野、HE&S分野、及びデバイス分野で想定を下回る見込みであること、ならびに資産売却の計画を見直したことからです。税引前利益は、営業利益見通しが10月時点の想定を下回る見込みであることに加え、為替差損が想定よりも増加する見込みであることなどにより、10月時点の想定から1,000億円下回り、800億円になる見込みです。株主に帰属する当期純損益については、主に、税引前利益見通しが10月時点の想定を下回ること、及び非支配持分に帰属する当期純利益が10月時点の想定を上回ることから、10月時点の想定から1,400億円悪化する1100億円の損失となる見込みとなっています。第3四半期決算短信では、売上高及び営業収入の増収は、主に為替の好影響、「プレイステーション 4」の発売、及びスマートフォンの大幅な増収によるものとのことです。営業利益の増益は、主に為替の好影響、ホームエンタテインメント&サウンド分野での大幅な損益改善、「プレイステーション 4」の発売があったゲーム分野での大幅な増益、及び金融分野の大幅な増益によるものとしています。ゲーム分野の売上高は、前年度比64.6%増加し、4418億円となっています。前年同期に比べ「プレイステーション 3」ハードウエアの販売台数が大幅に減少するも、北米、欧州、中南米における 「プレイステーション 4」の発売及び為替の好影響などにより、分野全体では大幅な増収となっています。
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