ゲーム開発に特化したmBaaSで差別化を図る「IDCフロンティア」 | GameBusiness.jp

ゲーム開発に特化したmBaaSで差別化を図る「IDCフロンティア」

ヤフーグループでデータセンター事業を行うIDCフロンティアは、モバイル向けのプラットフォームサービス「ネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gaming」を提供すると発表しました。

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ヤフーグループでデータセンター事業を行うIDCフロンティアは、モバイル向けのプラットフォームサービス「ネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gaming」を提供すると発表しました。
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ヤフーグループでデータセンター事業を行うIDCフロンティアは、モバイル向けのプラットフォームサービス「ネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gaming」を提供すると発表しました。

モバイルで汎用的に利用される機能をサービスとして提供するこうした商品はmBaaS(Mobile Backend as Service)と呼ばれ、専門業者があるほかクラウド事業者が提供するケースもあります。大半のmBaaSはモバイルの汎用機能、例えばプッシュ通知やソーシャル連携、データストレージなどをカバーしますが、「ネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gaming」は特にゲームに特化したmBaaSである点が特徴です。

本サービスはグルーヴノーツ社(福岡市)と提携し、同社のゲーム業界向けクラウドサービス「GSS Fairy」を拡張し、IDCフロンティアのパブリッククラウドやCDNとの連携を図ったものです。ユーザー認証、ロゴ収集、KPIレポート、プレイヤー管理といった機能に加えて、フレンド機能、マッチング機能、お知らせ配信機能、セーブ機能などゲーム用途に特化した機能を備えます。ゲーム開発者はサーバー側のバックエンドではなく、ゲームをの根幹を左右するアプリケーション側の開発に専念することができるようになります。

当初はiOSとAndroidをカバーしますが、将来的には家庭用ゲーム機などゲームプラットフォーム全体をカバーする計画。クロスデバイスが進展する中で、開発効率を上げることに繋がりそうです。

グルーヴノーツ社は次のようにコメントしています。「株式会社グルーヴノーツはネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gamingの提供を歓迎いたします。当社は、これまで大手コンソールベンダーに向けてゲーム専門のクラウドサービス「GSS」を提供してまいりました。しかし昨今スマートフォンゲームの主流がネイティブアプリケーションへ移行するにつれ、幅広いゲーム開発者からクラウドサービスを要求されるようになってきました。今回IDCフロンティア様と共同でサービス展開を行なうことにより、インフラからゲームに求められる機能レベルまでを一貫して提供することが可能となるだけでなく、サーバー機能の提供から運用までをトータルに支援することにより、幅広い企業が活用できるサービスが完成します。ゲーム制作者はよりゲームに集中できるだけでなく、スマートフォンとゲーム専用機にまたがる幅広く柔軟なクラウドサービスを活用することで、より豊かで楽しいゲームが数多く生み出されることに貢献してまいります。」
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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