運用コスト半減!イケメンシリーズを支えるサイバードのインフラ運用手法とは | GameBusiness.jp

運用コスト半減!イケメンシリーズを支えるサイバードのインフラ運用手法とは

ゲーム開発 サーバー・ホスティング

運用コスト半減!イケメンシリーズを支えるサイバードのインフラ運用手法とは
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「モバイルでスマイル!」を経営理念に掲げるサイバードは、モバイルサービスで世界中に笑顔を届けようとモバイルコンテンツを中心に幅広い事業を手がけている。同社が手がける女性向け恋愛ゲームの「イケメンシリーズ」は、累計会員数1,500万ダウンロードを突破(2016年6月時点)するほどの人気を持つ。

そんな人気シリーズも含め、サイバードの“基板”となっているのがIDCフロンティア(以下IDCF)。今回はサイバードのクリエイティブ統括本部でインフラを担当している中村郷史部長とエンジニアの金指健太郎氏に、既存のクラウドサービスからどのような課題感を持ってIDCFに移行したのかなどを聞いた。

左:エンジニア 金指健太郎氏 右:クリエイティブ統括本部 中村郷史部長


サーバー停止を予防しながらスペックとコストの最適化をしたかった


サイバードは、App Store、Google Play、GREEやmobage、Amebaなどさまざまなプラットフォームで、多くのヒットゲームを提供している。中でも人気を集めているのが女性向けの「イケメンシリーズ」。同シリーズは累計会員数が1,500万人を越えており、同社のゲームの中でも人気を集めている。


「現在、イケメンシリーズでIDCFのデータセンターIDCFクラウドをハイブリッド利用しています。クラウド環境で開発、テストを行い、フロント、DBはオンプレミス(物理サーバー)で行う。クラウドはイベント時など一時的に負荷が大きくなる際に柔軟にスケールアップできるので重宝しています」
(金指氏)

同社は、もともとIDCFではない会社のクラウドとオンプレミスを同じ構成で利用していた。これは、少ない人数でも運用できるように考えた末の構成だと金指氏は語る。開発やテスト環境は、必要なときに必要な環境を素早く用意できる柔軟性が重要。本番ではサーバーの停止がそのままビジネスの停止に繋がるため、多少は過剰なスペックでも安定して供給していく「安定性」が重要になる。

しかし「品質と、高いコストが課題でした」と金指氏は語る。オンプレミス環境で物理サーバーを利用していたが、I/OやSSDなどの機能が不足。また、あえて“余裕”のあるスペックであることも含めて割高感を覚えていた。さらに、クラウドの品質面では、月初のイベント時などのトラフィックが急増する際にたびたびサーバーが停止してしまった。

「このコスト、品質であるなら、すべて自社で構築、運用したほうが良いんじゃないか、とも考えていたんです」(中村氏)

充実したサポートにより「データセンターの場所を意識させない」



クリエイティブ統括本部 中村氏

そんな課題を払拭するため、名前が広く知られており、ハウジングもできるデータセンター事業者に複数社に相談。結果、拡張性とネットワークの品質を重視してIDCFへ移行することに決めたと中村氏は言う。選定した理由を「第一に信頼性です」と中村氏は続ける。

「Yahoo! JAPANグループの一員であることに加え、私たちが使いたいと言ったサーバーのメーカーとIDCFの営業担当が連携して、調達、環境の調整を行っていただけて、運用の面でも非常に頼りになりました!私たちは要望をお伝えするだけで導入、移行ができました」(中村氏)

信頼性は営業担当の対応だけではない、と金指氏は語る。設定変更や要望など、メールでお願いできる。そして、電話で話している最中に「実はあれも必要だった」と一言言っただけで、その場ですぐに対応してくれるなど、「サポートの早さと柔軟性も信頼できるポイントです」と金指氏は続けた。

毎月の運用コストが半減、「満足しています」


「IDCFに移行してから、トラフィック急増時に発生していたトラブルが激減しました。これはトラブルによる離反を減らすことにも繋がります。また、イケメンシリーズはサーバー側で処理をするゲームのため、サーバーの処理が遅ければ“イケメン”の画像がいつまでも出てこないのでユーザーも楽しめません。こうした問題も解決できました」(中村氏)

また、大きな効果として毎月の運用コストが半減したと中村氏は語った。処理速度や可用性を持ち、必要なときに必要な分だけ利用できることがコストの無駄を省く。導入前に抱いていた課題点を人員を増やすことなく解決できた。この結果には中村氏、金指氏ともに「満足しています」と語る。

金指氏

「事業やサービスに合わせてスケールアップ/インも想定できます。また、自動化もどんどん進めていきたい。将来的にはDockerも取り入れて、クラウドの開発環境で作ったゲームを、そのまま本番環境に持ってこられるようにもしていきたいと考えています。素早く作り、素早く配信できる。そんな仕組みを作っていきたいと考えています」(金指氏)


Docker利用で、環境に依存しない構成を実現


将来的なサービスの拡大に柔軟に対応し、自動化も進めていきたい


「サーバーを使いたいだけ、自分たちなりにカスタマイズをしたい。IDCFクラウドは価格やサポートの面からクラウドへの移行、自動化など、挑戦しやすいのではないでしょうか。負荷テストも本番と同じ環境で行わないと意味がありませんが、本番と同じ環境を作るのは難しい。だからこそIDCFの負荷テストサービスは、国内IaaS事業者でまだあまり出ていないサービスで良いと思います。多少コストがかかっても、より“気軽に”できるほうが、需要はあると思います」(金指氏)

また、もし悩んだ場合でもサポートやFAQですぐに解決できる。スペックとコストにより、「安定性」と「柔軟性」も手に入れた。また、開発から配信までのスピード感、本番環境と同等の環境での負荷テストができるなど、多くの効果を感じられ“次”を考えることができるようになった。


「すべてクラウドでやるのは“高い”と感じている方も多いと思います。だから皆さん、オンプレミスとクラウドを使い分けているのでしょう。しかし、使い分けや“先”を考えて構築していけば、コストを押さえて効率化を図ることもできます。今後もいろいろ要望を出させていただき、IDCフロンティアさんには一緒にサイバードを盛り上げていただけると嬉しいです」(中村氏)

導入企業様 会社概要
会社名:株式会社サイバード
設立:1998年
代表取締役社長:内海州史
事業内容:
・モバイルコンテンツサービスの提供およびモバイルビジネス支援
・クロスメディアソリューションの開発・提供
・モバイルサイト構築、モバイルコマース
・次世代プラットフォームの研究開発など
URL:http://www.cybird.co.jp/
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