Amazonは、同社のクラウドゲーミングサービス「Amazon Luna」を2025年後半に完全リニューアルすると発表しました。今後は、革新的なパーティーゲームと人気の大作ゲームを融合させたサービスに生まれ変わります。
◆スマホで遊ぶ「GameNight」と、コントローラーで遊ぶ大作ゲームが両方楽しめる

新サービスの中核となる「GameNight」は、リビングのテレビを中心に、家族や友人と遊ぶことに特化したパーティーゲームのコレクションです。
最大の特徴は、専用コントローラーが不要な点。手持ちのスマートフォンでQRコードをスキャンするだけで、誰でもすぐにゲームへ参加できます。
ローンチ時には、AIを活用したスヌープ・ドッグの即興裁判ゲーム『Courtroom Chaos: Starring Snoop Dogg』といったAmazon独自開発タイトルに加え、『Angry Birds』や人気ボードゲームをベースにしたものなど、25以上のタイトルが提供される予定です。

さらに、パーティーゲームだけでなく、『ホグワーツ・レガシー』や『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』といった、50以上の人気タイトルがローテーションで提供されるライブラリにもアクセス可能。なお、こちらは別途コントローラーが必要となります。


これらすべてのサービスが、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで利用できるとのこと。
Amazonは、「これは単なるゲームではない。現代のリビングルームのために再発明された『遊び』です」と述べ、AIとクラウド技術を活用して、今後も全く新しいゲーム体験を創造していくと意気込みを語っています。

「Amazon Luna」リニューアルの具体的な日程はまだ分かりませんが、今後のゲームサブスク市場において、有力な選択肢のひとつとなるかもしれません。
なお、記事執筆時点でAmazon Lunaは日本でのサービスは開始されていません。 今回の大幅なリニューアルを機に、日本でもサービスが展開されるのか、今後の動向が注目されます。