DLSS 4.5では、パフォーマンスを向上しながら“開発者が意図した細かい表現”も見逃さない。超解像度技術の弱点が徐々になくなっていく実感を得た体験レポート | GameBusiness.jp

DLSS 4.5では、パフォーマンスを向上しながら“開発者が意図した細かい表現”も見逃さない。超解像度技術の弱点が徐々になくなっていく実感を得た体験レポート

DLSS 4.5は映像の品質を底上げ。開発者の意図をしっかり出す仕組みとは

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DLSS 4.5では、パフォーマンスを向上しながら“開発者が意図した細かい表現”も見逃さない。超解像度技術の弱点が徐々になくなっていく実感を得た体験レポート
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NVIDIAは、CES 2026にて、RTX 50シリーズ向けの新技術の数々を公開しました。本記事では、日本でも行われたデモンストレーションの様子をお届けします。技術の詳細は、過去記事をご覧ください。





開発者の意図をしっかり出すDLSS 4.5

AIベースのアップスケーリング技術であるDLSSの超解像度技術は、低解像度でレンダリングし、AIによって高解像度で復元するという技術です。映像は負荷を軽くしつつも、見た目の劣化を最小限に抑えるといったことが可能となっています。

技術の進歩によりその性能は向上を続けており、細かな部分までぱっと見ではほぼ違和感のない域にまで到達しています。ただ、一度低解像度でのレンダリングと、直前の映像を参考にして描き直すという処理を行うがゆえに、パーティクルなどの細かな表現――例えば火の粉や雨粒など――を描き切るのは苦手という弱点もありました。

今回見せてもらったのは、中国発のヒット作アクションRPG『黒神話:悟空』でのデモンストレーションです。画像を拡大してみてもらうと、DLSS 4では少しずつしか現れていない火の粉が、しっかりとより幻想的に映し出されているのがわかると思います。

そして、パフォーマンス自体が損なわれることもなく、むしろfpsは向上。外の光の雰囲気なども向上しており、比べてみると確かに違いがわかります。

4.5とあるとおり、世代が変わるほど大きなアップグレードというわけではありません。一方で、こうした細かい点でも「パフォーマンスを向上させつつ、開発者が意図した本来の映像になるべく近づける」という進歩が感じられるのは、素直に「どんどん良くなっていっているんだ」という実感を得られました。

動画ファイル検索に音声チャット…ゲーム以外も役立ちそうなAI技術

会場では、ほかにもAIを活用した技術のデモがいくつかお披露目されました。直接的にゲームと関係あるものではありませんが、中にはゲーマーでも耳を寄せたくなるようなものも。簡単にご紹介します。

クラウドに頼らず、ローカルで動画生成

動画生成AIモデル「LTX-2」向けに、新たなビデオ生成パイプラインが開発されました。これにより、クラウドに頼ることなく、自宅PC上で最大20秒の4K AI動画を高速かつ低メモリで生成できる環境が実現しています。
ノードを接続して処理を構築するツール「ComfyUI」を用いることで、生成工程を細かく制御でき、デモでは、バイクが走行する迫力ある4K動画が数十秒で生成されていました。

Nexa Hyperlinkによる動画ファイル検索

動画ファイルがたくさんあってどれがどれだかわからなくなる、というのは起こりがちな悩み。普通の検索では限られたメタデータしか参照しませんが、Nexa Hyperlinkがあればハードドライブ上を生成AIを用いて検索し、特定のオブジェクトや発言を自然言語で検索できます。該当箇所に直接飛べるタイムスタンプもあります。

ジェンスン・フアンの講演を検索するデモ

DGX Sparkでマイク&カメラを通じたAI利用

DGX Sparkは、NVIDIAのAI基盤「DGX」を、リアルタイム性の高い対話・生成用途に最適化した仕組みです。今回のデモでは、Webカメラとマイクを通じて、通話感覚でAIを利用する様子がお披露目されました。

ホワイトボードに書かれた文字をカメラで認識し、まとめたり日本語にしたりといったデモが行われており、AIの活用法としてかなりワクワクするものでした。このデモはビジネス用途をイメージしたもののようでしたが、ゲーマーが使用するならば、遊びながら通話感覚でアドバイスを求めたり、英語しかないゲームを認識させて日本語で解説してもらう……といったことも、今後できるようになっていくのかもしれません。


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