【GDC 2013 Vol.89】iOSからの変換ソリューションも提供、マルチプラットフォーム開発環境「Marmalade」 | GameBusiness.jp

【GDC 2013 Vol.89】iOSからの変換ソリューションも提供、マルチプラットフォーム開発環境「Marmalade」

英国のMarmalade社が展開する「Marmalade」は今後日本でも普及が期待できそうなクラスプラットフォーム開発環境です。GDC 2013のブースにて、ビジネス開発担当の副社長を務める中村靖氏にお話を聞きました。

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英国のMarmalade社が展開する「Marmalade」は今後日本でも普及が期待できそうなクラスプラットフォーム開発環境です。GDC 2013のブースにて、ビジネス開発担当の副社長を務める中村靖氏にお話を聞きました。
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英国のMarmalade社が展開する「Marmalade」は今後日本でも普及が期待できそうなクラスプラットフォーム開発環境です。GDC 2013のブースにて、ビジネス開発担当の副社長を務める中村靖氏にお話を聞きました。

「Marmalade」はiOS、Android、Windows Phone 8、BlackBerry、Windows PC、そして一部のスマートテレビに対応したクロスプラットフォームの開発環境です。C++/HTML5/Luaでプログラムを記述し、それぞれのプラットフォーム向けのネイティブバイナリを生成してくれます。『Need for Speed Shift』『Cut The Rope』『Draw Something』など徐々に採用事例が増えています。Unityとの比較で言うと、C++という標準的な言語で記述できることや、ネイティブバイナリを生成するのでファイルサイズを小さくできることが特徴になるそうです。

特徴となっている対応プラットフォームの多さについては今回の展示でも大きく取り上げられていて、最近追加されたWindows Phone 8でのデモが行われていました。また、LGのスマートテレビ向けにも開発が可能ということで、実際に「Marmalade」を用いて作られたエレクトロニック・アーツ/PopCapの『Plants V.S. Zombie』が紹介されていました。

今回新たに発表されたソリューションが「Marmalade Juice」。これは、iOSの「Objective-C」で作成されたプロジェクトを「Marmalade」にインポートするためのソリューション。iOSのネイティブコードで書かれたゲームを他のプラットフォームに移植するのは一苦労ですが、いったん「Marmalade」に移行することによって、様々なプラットフォームでの展開が容易になります。中村氏によれば、ここにきてiOS以外の成長によってクロスプラットフォームが求められるケースが増えていて、そうした場合に過去の遺産を活用できるということでニーズが高いようです。

既に日本向けのビジネスも開始していて、問い合わせはも増えているそう。「Unityに非常に注目が集まっていますが、もっと作り込みたい、より多くのプラットフォームをサポートしたいという方に興味を示していただくケースが増えています」とのこと。日本語のウェブサイトも開設され、やり取りも日本語で行えます。ご興味の方は是非チェックしてみてください。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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