新ハード「Ouya」の開発者向けSDKが12月に配布予定 | GameBusiness.jp

新ハード「Ouya」の開発者向けSDKが12月に配布予定

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キックスターターで約6億7500万円を集めたとして、ゲーム業界の話題を集めた新ハード「OUYA」。Android 4.1ベースで、4コア仕様のTegra3、1GBメモリ、8GBの内蔵フラッシュストレージ、HDMI、WiFi、Bluetooth、USB 2.0などのインターフェースを搭載する据え置き型ゲーム機です。本体+1コントローラーで109ドルという低価格で発売され、すでに予約も開始されています。

このディベロッパー向けSDKが、いよいよ12月から配信されることが、公式サイトのブログで明らかになりました。まだ不明な点も多い同ハードですが、すでにバンダイナムコゲームズの海外Facebookサイトで、どのようなソフトをプレイしたいか、ファンと一緒に議論が行われており、海外では一定の評価を得ているようです。インディーズゲームの新たな受け皿としても注目されます。

今回カイオスの協力でブログの日本語参考訳をアップいたしましたので、ご参照ください。また本件に関するお問い合わせなどは、同社までよろしくお願いします。

Game Developers: How to Get Started on OUYA Now
Posted on: October 31st, 2012 | 14 Comments
ゲーム開発者のみなさんへ:OUYAをすぐに始めるには!


皆さんご存じのように、OUYAの技術者が、夜を徹して、OUYA向けゲームソフト開発者の方々が必要なツールや知識をお届けするために頑張っています。

SDKとデベロッパーポータルを12月にリリースする前に、山ほど仕事がありますが!今日はシステムの能力、機能について話をしたいと思います。

「さて、OUYAは何をしてくれるの(何が出来るの)?」という疑問があるでしょう?その疑問は…貴方が賢いから生まれた疑問です。そして、素晴らしいゲームを作るそのように賢い人たちに向けて、ひどいSDKは必要ないでしょう。必要なのは、ウィスキーの瓶と、我々のびっくらこくほど優秀な開発チーム(私が働いているチーム!) が編集した下記の情報だけだと思うんですが。

OUYAのSDK(12月配布予定)には更なる詳細の文書が含まれる予定です。それを読んでいただければ、どうやって作業するかを真に理解戴けると思います。しかし、本日の投稿では、OUYA向けのゲーム開発をはじめる際に、肝に命じておいて戴きたい一般的な技術的要点をお知らせします。

御存知の通り、OUYAのハードは、Android Jelly Bean (4.1)をベースとしています。そして、OUYA向けゲームの開発は、一般のAndroid向けゲーム開発と似ています。ここでは知っておくべき、OUYAの特徴を書いておきます。

(最初に、我々はツールに可愛らしい名前をつけないといかん!とは思ってないですが、今から、OUYAのSDKを公式に、「ODK (OUYA Development Kit)」と呼ぶことにします。)

・コントローラ&システムボタン:OUYAのコントローラは、操作ボタンの数と構成の意味では通常のゲームパッドと似たようなものになります。全てのインプットの際に、コントローラのボタンを使用しなければなりません。キーの配置、マッピングはSDKの書類で提供します。

・タッチパッド:OUYAのコントローラにはタッチパッド(タッチ画面はない)が搭載されています。このタッチパッドは、シングルタッチしかサポートしません。

・システムボタン:OUYAには、Back、Menu、あるいはVolumeボタンがありませんので、それらを使う企画はしないでください。コントローラのシステムボタンのみでOUYAのスタンダードPAUSEメニューを呼び出します。それを使ってユーザーは、貴方のゲームソフト独自の設定メニューを呼び出せるようになります。

・ソフトキーボード:OUYAは、テキスト入力のためにソフトウェアキーボードを搭載します。ユーザーはコントローラを使って入力するのでタッチ画面よりも遅くなることを忘れずに。

ディスプレイ

・画面解像度とフォーマット:OUYAのファームウェアは、表示密度をディスプレイに依存します。720p, 1080i, 1080pをワイド画面用にテストしたほうがいいでしょう。

・フルスクリーン:OUYAのゲームは、フルスクリーンで使えます。キャリアバーやナビゲーションバーはありません。

課金

・無料ダウンロードゲームが原則:OUYAでは「有料アプリ」はありません。すべてのゲームは無料ダウンロードになります。これは、有料版を購入する前の無料デモ、有料版の手前の無料ステージや、「フリーミアム」ゲーム内でアイテム、コンテンツなど課金をするとも言えます。

・アプリ内購入API:アプリ内での購入の方法は、一度だけ購入する (例えば、「フルゲームをアンロックする」や「炎の剣を買う」など) “entitlements「権利型」”、と繰り返し買う、(例えば、コインやトークン) “consumables「消費型」”があります。ODKでは、このようなアプリ内アイテムを売るための課金APIがあります。

設定とソフトウェア

・ゲーム設定:ユーザーがOUYAシステムボタンを押すことにより、ポーズして、OUYAスタンダードメニューが表示され、ゲーム中断するか、ゲーム設定画面に入るかの選択肢が与えられます。開発者は、自社のカスタムしたゲーム設定を組み込むAPIが入手できますのでご安心を。

・パーミッション(許可、認証): アンドロイドでは各アプリがカスタムパーミッション(認証)を保持していますが、OUYAではすべてのゲームに適用されるデフォルトのアプリケーション許可(認証)を設定します。

・システムリソース:OUYAは1度にひとつのゲームのみ動くようデザインされています。貴重なシステムリソースを使ってバックグランドで他のゲームが動いていないように気をつけてください。(基本システムモニタリングをサポートするために軽いサービスは組み込むかもしれません。例:アプリ内課金など)

・通知不可:OUYAのゲームでは、プッシュ通知はありません(少なくとも現時点では)。

ストアリスト、メタデータ、ゲームアート

12月にα版ODKを開発者ポータルにリリースしたら、アイコンのサイズ、(ストアでの)リスティングの要件、OUYAストアのポリシーについての詳細も併せてお知らせします。OUYAのインターフェイスは、開発者が一般的と考えるアセットを念頭に置いてデザインします。従って貴重な時間をアプリのアイコンを3ピクセル内にするためにムダにすることはありません。

ハードに関する注意

OUYAのボードは、NVIDIA Tegra 3プロセッサで動いています。従って、OUYAで史上初のゲームをリリースするというカミカゼミッションがあるか、自分のゲームをテストするために機材を待っていられないのなら、Tegra3のアンドロイドタブレットを使って見てください。それで、OUYAでどうゲームが動くかなどを確認できます。

以上です。
《IGDA日本》

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