インタビュー中に語ったSalazar氏によれば、ValveはSteamのサービス上でユーザーに優れたオプションを提供するよう努めており、既に複数の日本パブリッシャーとコンタクをとっているのだそう。
また今回実際に『勇者30』の移植が決定した際には、継続的な支援やパブリッシングツールの提供など、Valveは移植作業を手厚くサポート。Salazar氏によれば二言語(英語と日本語)が存在することで開発が困難になるケースもあるそうですが、それでもValveは常に迅速でプロフェッショナルな援助をマーベラスAQLに対し行ったそうです。

9月6日にリリースされたPC版『Half-Minute Hero』。SteamとPlayismにて配信中
Salazar氏は、Steamで配信をすれば広告キャンペーンと棚のスペースを心配する必要は無く、また物理ディスク版よりもフェアな価格でユーザーにゲームを提供することができるとコメント。詳細は明らかにしなかったものの、更なる新旧のマーベラスAQLタイトル配信が現在検討中で、今回の『勇者30』配信がセールス的に成功すれば、Salazar氏個人としては更なる素晴らしいゲームをPC上で配信したいと述べています。