任天堂フランスは、フランス控訴審において"リンカー"(日本で言うところのマジコン)を巡って、輸入販売業者のDivineo SARLほか5社に対する判決があり、46万ユーロの罰金、任天堂に対する4億8000万ユーロの損害賠償、そして数名に対する執行猶予付きの懲役刑が言い渡されたと発表しました。フランスで2番目に高い控訴審における判決について任天堂は「これらのデバイスの販売等は違法であり、許容されないという強いメッセージをフランスの企業に送るものになります。懲役、罰金、損害賠償という大きなリスクがあるということです」とコメント。フランス当局は任天堂の協力の下、2007年12月から2008年11日にかけて今回判決が下った複数の企業を捜索。数千個のリンカー(マジコン)を押収しました。それから3年かけた掴んだ判決であり、「関係当局の努力に深く感謝したい」と述べています。「今回の一連の動きは単に任天堂の利益になるだけでなく、大きなお金や時間の投資を行なって任天堂プラットフォームの為にゲームを開発してくれるパートナーや、最高のゲームを期待するゲームユーザーにとっても利益をもたらすものになるでしょう」と任天堂フランス代表のStephan Bole氏は話しています。日本や北米と同様、任天堂は欧州でもマジコンに対する戦いを進めていて、今回のフランス以外にも既に英国、ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダで同様の判決が下っています。
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