株式会社サイバーエージェントの連結子会社で投資育成事業を展開する株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズが、台湾の台北市に新たな投資拠点「CyberAgent Ventures Inc., Taipei Representative Office」を開設した。代表はAlice FANG氏が務める。サイバーエージェント・ベンチャーズはこれまで、中国大陸・台湾・香港の中華圏において、合計18社のインターネットベンチャー企業へ投資を行ってきた。その中には、オンラインゲーム開発・運営のUserjoy Technology Co., Ltd. (2008年4月台湾市場上場済)、台湾・中国大陸でオンラインデーティングサービス「愛情公萬」を運営するSunfun Info Co., Ltd.、台湾最大のレストランレビューサイト「愛評網」を運営するHongku Info Co., Ltd.など台湾企業への投資実績もある。同社によれば、インターネット普及状況や豊富な起業家層から見ても台湾は有望な市場であると考えているとのことで、今回投資拠点を台北市に設立することで、投資・インキュベーション活動をより積極的化していくという。尚、今回の台北新拠点開設に伴い、中華圏におけるサイバーエージェント・ベンチャーズの現地拠点は北京・上海・深圳と合わせ合計4箇所となる。
『ウマ娘』で劇的に変わったサイバーエージェントの財務状況―M&Aでヒットタイトルを手にする日はくるか【ゲーム企業の決算を読む】 2022.8.22 Mon 『ウマ娘』はサイバーエージェントの財務状況を劇的に変化させ…