セガ、学習教材『ぷよぷよプログラミング』活用の特別授業を台湾・台北日本人学校にて実施―海外では初 | GameBusiness.jp

セガ、学習教材『ぷよぷよプログラミング』活用の特別授業を台湾・台北日本人学校にて実施―海外では初

セガは、台湾・台北日本人学校にて、学習教材『ぷよぷよプログラミング』を用いた特別授業を2月15日に実施したと発表しました。

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セガは、台湾・台北日本人学校にて、学習教材『ぷよぷよプログラミング』を用いた特別授業を2月15日に実施したと発表しました。

2020年6月より無料提供が開始され、現在では登録者数18万人を超える、アクションパズル『ぷよぷよ』のソースコードを活用した学習教材『ぷよぷよプログラミング』。セガではこれまで、本学習教材を用いた特別授業を日本各地で実施してきましたが、海外に赴き在外教育施設にて行うのは今回が初とのこと。

台湾・台北日本人学校では小学6年生74人・中学3年生29人が、システムエンジニアの経験もあり『ぷよぷよ』シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンスを持つ「ぴぽにあ」氏が講師を務める、『ぷよぷよプログラミング』活用のオリジナル教育プログラムを体験したとのことです。

セガ、学習教材『ぷよぷよプログラミング』使用の特別授業を台湾・台北日本人学校で実施―海外では初

今回の授業では、同校の小学6年生74人中学3年生29人計103名を対象に、『ぷよぷよプログラミング』を活用したオリジナルの教育プログラムを実施しました。講師はシステムエンジニアの経験があり、『ぷよぷよ』シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンスを保有する「ぴぽにあ」選手が務めました。

また、台湾のBEE PRO CUP2022『ぷよぷよ』チャンピオンプレイヤーである「acliv(アクリブ)」氏をお招きし、中学3年生の授業の最後には「ぴぽにあ」選手と「acliv」氏によるハイレベルなエキシビションマッチを披露しました。

【授業内容】小学6年生授業
  • 『ぷよぷよ』ってどんなゲーム?
    プロ選手によるスーパープレイ実演
  • 『ぷよぷよプログラミング』実践①
    フィールドの作成、「ぷよ」の移動・回転など
  • ネットリテラシー、著作権について
    インターネット利用上の注意点など
  • 『ぷよぷよプログラミング』実践②
    背景の変更など、オリジナル版にアレンジ
  • 班ごとに発表
    アレンジ内容について発表(全12班)

「ぴぽにあ」選手は実際に現地に赴き、ソースコードの入力によりプログラムが動く仕組みなどプログラミングの基礎を直接レクチャーしました。生徒のみなさんは『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業(写経)を通じて、「ぷよ」の落下や左右移動、回転させるためのコーディングや「ぷよ」の背景の色、落下スピードなど、様々なパラメータを書き換えることでゲームバランスの調整を体験し、自ら作成した『ぷよぷよ』を楽しみました。

今年卒業を迎える小学6年生の授業では、この特別授業が在学期間の思い出のひとつとなるよう、台北日本人学校の校章やオリジナルキャラクターをあしらった特別な背景デザインを提供しました。小学6年生の児童たちは班ごとに分かれてテーマを決め、そのテーマに沿った「ぷよ」のイラストを作成し、学校オリジナル背景と組み合わせるなどして、それぞれが思い思いの『ぷよぷよ』を作成しました。

海の生物をテーマにした班の児童が描いたオリジナルイラスト

授業の後半には、「ぴぽにあ」選手より「eスポーツ」プロ選手のお仕事紹介として、大会出場や各種イベントへの参加などのご自身の活動や、プロ選手の1日のスケジュールなど、日本でのeスポーツ選手の活動の様子が紹介されました。また、児童生徒からのたくさんの質問にも一つひとつ丁寧に回答し、参加した生徒たちの皆さんにも満足していただけた授業となりました。

参加した児童生徒からは「本格的なプログラミングができたのでとても楽しかった、自分たちが描いたキャラを使って『ぷよぷよ』ができたのでびっくりした」「今までやったプログラミングの中で一番楽しいと感じた。また、分からないときに友達と協力し合ったりできたのも良かった」「プログラミングが苦手だったけどちょっと得意になった、これからもっと頑張りたい」などの感想がありました。

台北日本人学校、斎藤稔校長によるコメント

『ぷよぷよプログラミング』を台湾・台北で実施していただき、台北日本人学校の児童生徒は大きな刺激を受けました。ICT機器の操作には慣れており、学習の場面でも活用はできていますが、プログラミングの仕組みについては、今回のオリジナルの『ぷよぷよ』作成に取り組む中で一つひとつのプログラムからできていることを体験できました。これからも、プログラミング的思考力の育成を目指し、一人ひとりの興味や創造力に刺激を与えていきたいと考えます。

台湾などアジア市場における『ぷよぷよ』展開

セガでは成長市場であるアジア地域に向けた展開を積極的に進めており、台湾においては2016年からパッケージソフトの直販体制を整え販売力を強化してまいりました。2017年からは他社タイトルの販売にも着手し、自社・他社を問わず、国産コンテンツの海外への魅力発信に取り組んでいます。

日本国内でeスポーツ展開を行う『ぷよぷよ』コンテンツは、台湾を含めアジアにも多数の有名プレイヤーが存在し、広く認知されています。日本でセガが運営する公式大会「ぷよぷよチャンピオンシップ」は、「acliv」氏の解説により中国語による公式配信も行っています。

台湾では、2022年12月10日・11日に台北で開催された台湾最大級のeスポーツイベント「BEE PRO CUP2022」において、『ぷよぷよeスポーツ』(中国語:魔法氣泡 esports)の大会「サイドトーナメント Puyo Puyo Champions」が実施されました。本大会にはセガも協賛しており、台湾でのeスポーツ展開も推進しています。


今後も、セガが有するグローバルに通ずるコンテンツを活用し、国産コンテンツの海外への魅力発信に努めてまいります。また、海外におけるeスポーツ展開に関しても積極的に進めるとともに、これまで「ぷよぷよ」のeスポーツ×エデュテイメント活動を通じて培ったノウハウや資産等を活用し、海外における教育支援についても取り組んでいきます。

●『ぷよぷよプログラミング』について

『ぷよぷよプログラミング』は、アシアルが提供するプログラミング学習環境『Monaca Education』において、『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業(写経)を通して、プログラミング学習できる教材です。製品版と同じ画像素材を利用し、実際に『ぷよぷよ』のプレイ画面を確認しながらコーディングを行うことができます。基礎コースから初級・中級・上級コースまでの難易度を用意しており、幅広い学習層にご活用いただけます。

1,000以上の教育機関で利用されている『Monaca Education』は、クラウドサービスのため教育現場での導入や運用が簡単で、インターネット環境があれば既存PCやタブレットによる学習や指導が可能です。なお、本コンテンツは無料でご利用いただくことができます。また、第17回・日本e-Learning大賞で日本電子出版協会会長賞を受賞しました。2020年6月の提供開始以来、『ぷよぷよプログラミング』の登録者数は18万人を突破しています。
《Ten-Four》

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