TIW、グリーのレーティングを「2+」から「2」に格下げ | GameBusiness.jp

TIW、グリーのレーティングを「2+」から「2」に格下げ

TIWは、12月1日付けのレポートで、グリー<3632>のレーティングについて、「2+(Neutral+)」から「2(Neutral)」に引き下げました。目標株価は設定されていないようです。

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TIWは、12月1日付けのレポートで、グリー<3632>のレーティングについて、「2+(Neutral+)」から「2(Neutral)」に引き下げました。目標株価は設定されていないようです。

グリーの2011年6月期の第1四半期は、営業利益が前年同期比17.5%増となりましたが、TIWでは、この決算について、内製ゲームの投入により増加すると見込んだ有料化金収入のARPUの伸び幅が鈍化するなどネガティブ・サプライズを伴う内容としています。この要因として、6月以降に投入された内製ゲームの収益化がうまくいかなかったことと、内製ゲームからオープンゲームにユーザーがシフトしたことをあげています。

また、内製ゲームの収益の伸び悩みについては、JPモルガン証券が需給バランスや製品ライフサイクルの問題としたのに対し、TIWでは、「モバゲータウン」と比べてチューニング技術の差が出た可能性があると考えているようです。例えば、「モンプラ」では無課金では倒しづらい敵が存在し、無課金ユーザーが離れ、お金を使う意義を見いだせなくなった有料課金ユーザーがいたのではないかとのこと。ただ、グリーは今回の経験を活かし、ARPUの減少幅を幅にとどめると予想しています。

なお、業績予想については、2011年6月期は営業利益が前期比59%増の311億円、2012年6月期は前期比26%増の392億円としています。
《木村英彦》

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