アクティビジョンが『コール・オブ・デューティ』のInfinity Ward幹部を更迭・・・内紛に募る噂 | GameBusiness.jp

アクティビジョンが『コール・オブ・デューティ』のInfinity Ward幹部を更迭・・・内紛に募る噂

昨年世界で最もヒットした『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア2』の開発元でアクティビジョンの完全子会社であるInfinity Wardの社長であるJason West氏とCEOであるVince Zampella氏が更迭され騒動となっています。

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昨年世界で最もヒットした『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア2』の開発元でアクティビジョンの完全子会社であるInfinity Wardの社長であるJason West氏とCEOであるVince Zampella氏が更迭され騒動となっています。

Infinity Wardの関係者によれば、何の事前連絡もなく、私服警備員風の男がオフィスに出入りするようになったそうです。今回更迭された二人の幹部は一昨日にアクティビジョンとの会談を行ったものの、その後に姿は見られていないとのこと。伝えられる情報によれば「重大な契約違反や反抗行為があった」とされています。Gamasutraはこれが主要スタッフの流出に関するものだとしています。

CNBCはBroadpoint AmTechのアナリストの言葉として「Infinity Wardがプライベート・エクイティファームなどからの買収を受ける可能性があるという噂がウォール・ストリートでここ最近ささやかれていた」と報じています。

さらにJoystiqは、『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア2』の印税やそれに付随するボーナスが支払わられていない可能性があるとも指摘しています。ただし、アナリストらは、これらは個別契約で、ゲームの発売から間もないため、普通に考えられる事態ではないかと述べています。

昨年最大のヒット作を生み出したデベロッパーの内紛劇ということもあって海外メディアは一斉に報じ、スクープ合戦の様相も示しています。

アクティビジョンもInfinity Wardも公式発表を行っていませんが、本日になってアクティビジョンは元EAで『Dead Space』などに関わったスタッフらで構成されるSledgehammer Gamesが、FPSではない新たな『コール・オブ・デューティ』を2011年に発売することを発表しています。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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