英国のゴードン・ブラウン首相と労働大臣のトム・ワトソン氏は、議会でゲーム業界向けの優遇税制について審議することで一致したということです。ブラウン首相は投資の呼び込みを目的としたカンファレンスで講演し、英国は「クリエイティブな業界をリードし、欧州で最も多くのゲームを生み出し続けている」と話ました。一方で、有力デベロッパーは依然として多いものの、地場パブリッシャー大手のアイドスがスクウェア・エニックスに買収され、海峡を挟んだフランスではユービーアイソフトが世界的にプレゼンスを増すなど、ゲーム業界における英国の地位は安泰ではないとされていて、ワトソン氏は政策的なサポートが必要であると訴えてきました。ワトソン氏は「アメリカ、カナダ、韓国など英国と大変な競争を繰り広げている国では全て、国、地域、街などあらゆるレベルでの優遇税制などの政策的なサポートがある」と指摘しています。英国の業界団体のTIGAの報告によれば優遇税制が実施されれば、3550人の新たな雇用が生み出されるということです。
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