バンダイナムコゲームスは業績の下方修正に併せて「バンダイナムコリスタートプラン」を公表しました。その説明会の中で、今期に発売したゲームソフトのうち50%が赤字になる見込みと明らかにしています。質疑応答によれば、前期は約30%が赤字だったのに対して、今期は約50%が赤字と悪化しています。中でも、20万本程度を目指した中小型タイトルの多くが目標を下回ったということです。今後はタイトル数を減らすという考えではなく、中小型タイトルを吟味して確実に採算性の取れるタイトルを開発し展開するとしています。また家庭用ゲーム部門の苦戦については「バンダイ、ナムコ、バンプレスト・・・と部門や会社の統合を重ねて規模が大きくなったこと」と指摘。スピード感が薄れ、責任が分散してしまったと述べています。今後はコンテンツやレーベルごとなど中小規模のチームへの権限委譲を進め、クリエイターのアイデアや構想を迅速に実現でき、かつ的確な評価ができる体制にしたいとしています。
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