ケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エーは、平成22年3月期第3四半期業績を発表しました。それによれば、売上高116億5500万円(前年同期比+24%)、営業利益52億2400万円(+32%)と、大幅な伸びとなりました。特に「モバゲータウン」内での内製ソーシャルゲームが大ヒットし、PVとアイテム課金が大幅に拡大しました。また、中でも人気が高い『怪盗ロワイヤル』や『ホシツク』はmixiアプリモバイルでも展開を開始し、ユーザー数を拡大しています。さらに1月には外部の開発パートナーにプラットフォームを開放するAPIのオープン化もスタートしています。モバゲータウンの急成長を支えたゲームが再度活性化しています。ゲームの売上高は1Qが3億7600万円だったのに対して、3Qは35億7700万円と約10倍に。月間ページビューも8月には約200億ページビューだったのが、12月には380億ページビューと約2倍にまで伸びています。現在提供中の内製ソーシャルゲームは5タイトル。オープン化の外部パートナータイトルは92タイトルとなっています。利益率の高い内製ゲームを伸ばしながら、いかにパートナーにも利益をもたらしながら外部タイトルを拡大し、モバイルのゲームプラットフォームとしての地位を確立するか、今後の課題となりそうです。
最後の最後までユーザーに楽しんでほしい―ソーシャルゲーム『SINoALICE -シノアリス-』が実施した異例のエンディング施策【CEDEC2024】 2024.9.17 Tue サービス終了を目前に控えた時に『SINoALICE -シノアリス-』が…
グリーの2025年6月期決算は売上6.8%減―新作『まどドラ』投入もゲーム事業はQoQで減収【ゲーム企業の決算を読む】 2025.8.22 Fri グリーは2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)が6.8%の…