日本経済新聞は、カプコンとバンダイナムコゲームスが業務用ゲーム機分野で提携交渉を行っていると報道しています。業務用のシェアはカプコンが約4%なのに対して、バンダイナムコは約15%。カプコンは、バンダイナムコからゲーム機をOEM調達するほか、開発から販売、保守まで多分野で協力体制を築きます。バンダイナムコが運営するゲームセンター向けにもカプコンのゲームの設置を始めるとのこと。業務用の老舗とも言えるカプコンですが、近年のリリースタイトルは『ストリートファイター4』『タツノコVSカプコン』『戦国BASARA X』(開発はアークシステムワークス)など極一部に限られています。シェアとリソースを持つバンダイナムコとの提携で、人気作品を随時業務用で展開したり、継続的に新作ゲームを投入したりといった積極的な展開が可能になりそうです。バンダイナムコは既に6月からカプコンの一部の業務用ゲーム機の販売・保守の受託を行っていて、提携を拡大することとなります。一方で、バンダイナムコとの提携拡大は、自社リソースはより家庭用ゲーム機に集中投下するという戦略とも取れそうです。
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