伝説の犯罪王の孫とEAの戦いが幕を切って落とされました。EAは『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーII』の銃に関して訴訟されました。『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーII』には「デリンジャー・トミーガン」(Dillinger Tommy Gun)と「モダン・デリンジャー」(Modern Dillinger)という銃が登場しましたが、「デリンジャー」は犯罪王ジョン・デリンジャーにちなむものであり、これは商標権の侵害だというのです。ジョン・デリンジャーは1930年代に注目を集めたギャング。鮮やかな手口の銀行強盗により、民衆からは義賊ともてはやされ、権力側からは「社会の敵No.1」と名指されました。その名はデリンジャーの異母兄妹の孫が経営するDillinger LLC,によって管理されており、ここが「デリンジャー」の名を出す様々なものに対して訴訟を行っています。『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーII』の「デリンジャー・トミーガン」と「モダン・デリンジャー」はデリンジャーの肖像権及び商標権を侵害するものでるとするのがDillinger LLC,の主張。同社はEAに対して損害賠償を求めています。Dillinger LLC,は2007年にもアリゾナのホテルが「デリンジャー・デイ」を開催したのに対し、これを人格権の侵害であるとして提訴。ホテル側は「デリンジャー・デイ」でお金を取る訳ではないとしていますが、Dillinger LLC,は「デリンジャー」の名前が商標のようにはたらいていると主張、真っ向から対立しました。ジョン・デリンジャーの生涯は何度も映画化されており、商業的な価値を持っているのは事実なようですが、銃の名としての「デリンジャー」は果たして誰のものなのか(小型拳銃の「デリンジャー」はジョン・デリンジャーとは無関係)。犯罪王の孫VS世界的ゲーム会社の戦いはどちらに軍配が上がるのでしょうか。
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