
サンリオとレゴグループは、複数年にわたるパートナーシップを締結し、2027年以降に「レゴ®サンリオ」製品を発売すると発表しました。
ハローキティらがレゴブロックに―サンリオのグローバルIP戦略を推進する新たな一手
これはサンリオが推進する「グローバルIPプラットフォーマー」戦略の一環であり、世界120カ国以上で販売網を持つレゴグループとの協業を通じて、国際市場におけるキャラクターIPの接点拡大とブランド価値のさらなる向上を目指す重要な一手となります。
今回の提携により、ハローキティをはじめとするサンリオの人気キャラクターやその世界観をレゴブロックで再現した「レゴ®サンリオ」セットの製品化が決定しました。具体的なセットのラインナップや価格などの詳細仕様は現時点で未公表となっており、今後、特設サイトを通じて順次発表される予定です。
レゴグループで製品事業担当シニア ヴァイスプレジデントを務めるレナ・ディクセン(Lena Dixen)氏は、ハローキティが持つ普遍的な魅力とレゴブロックの創造性を掛け合わせることで、思い出に残る楽しい瞬間を生み出せるとコメントを寄せています。
また、サンリオ専務取締役の中塚亘氏も、今回の取り組みが同社のビジョン「One World, Connecting Smiles.(一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく)」に向けた重要なマイルストーンになるとし、世代を超えて創造性を育み笑顔をもたらすことへの期待を表明しました。
グローバルIP戦略と海外市場開拓を加速する両社の狙い
サンリオは1960年の創業以来、450以上のオリジナルキャラクターを開発し、約130の国と地域で関連ビジネスを展開しています。主力IPであるハローキティは1974年の誕生から世界中で支持を集め、130を超える国と地域で年間約5万種類の商品が流通するなど、世界的なブランド力を誇ります。
一方、1932年にデンマークで創業したレゴグループも、現在は世界120カ国以上で製品を販売し、強固なサプライチェーンとグローバルな顧客基盤を有しています。
世界規模の認知度とファン層を持つ両社の協業は、サンリオにとっては欧米を中心とした海外市場でのブランド浸透を一段と深める契機となり、レゴグループにとっても幅広い世代やファミリー層、キャラクターファンを取り込む強力なシナジーをもたらすと分析されます。
今回のパートナーシップ締結は、サンリオが掲げる「グローバルIPプラットフォーマー」戦略を具体化する取り組みとして、今後のライセンスビジネスの拡大や国際市場での展開が注目されます。






