プログラミング学習をより身近にするレゴ「WeDo 2.0」 | GameBusiness.jp

プログラミング学習をより身近にするレゴ「WeDo 2.0」

人材育成 教育

WeDo 2.0(撮影:中尾真二)
  • WeDo 2.0(撮影:中尾真二)
  • WeDo 2.0(撮影:中尾真二)
  • 処理、分岐、ループなどをアイコンでプログラミング(撮影:中尾真二)
  • 基本セット(撮影:中尾真二)
  • モーションセンサーを対物センサーとして利用して、自動的に止まる車(撮影:中尾真二)
  • レゴのブース(撮影:中尾真二)
 6月2日から4日まで東京・有明の東京ファッションタウンビル(TFT)で行われている「New Education Expo 2016(NEE2016)」で、理科室の特殊な教材、算数・数学の教材、特別支援学級の教材、そして学校環境整備関連の展示は「教材・学校環境整備」ゾーンにまとまっている。マインドストーム EV3でおなじみのレゴは、ここにブースを出展していた。

 小学生へのプログラミング教育を必修にするかどうかの検討を文部科学省が始めたという発表が4月にあった。以前からSTEM教育のひとつとして、プログラミングやアルゴリズムの学習は注目されていたが、ここにきて必修化を見据えた教材開発や取組みが活発化している。

 小学生からJavaやC言語から始めるのではなく、タートルを動かすLogo系の言語やアイコンを使ったアルゴリズム記述のようなカリキュラムがメインになると予想される。この領域では、レゴ マインドストーム EV3が先行しており、ひとつの定番となっている。しかし、EV3のボトルネックは価格が高いことだ。カラーセンサー、ジャイロセンサーなど本格的な制御や機構とプログラミングが可能だが、生徒が自由に使えるよう本体を揃えることは難しい。

 レゴは、この問題の解決になりそうな製品の販売を4月に開始している。「WeDo 2.0」は基本セットが2万円台からで、指導要領と関連した教師用のガイドと教材プロジェクトがセットになったカリキュラムパックも用意されている。NEEのレゴブースでは、EV3とともにWeDo 2.0が展示されていた。

 WeDo 2.0(基本セット)は、スマートハブ(制御ユニット)、モーター、モーションセンサー、チルトセンサーに280ピースのブロックパーツで構成される。WeDo 2.0は、「洪水を防ぐ」「地震に強い構造」といった課題解決能力を養ったり、アクティブラーニングでの活用を意識した教材だ。本来、プログラミング学習だけのものではないが、アイコン形式のプログラミング環境は変数が使えないなど制限はあるものの、アルゴリズムの基本とプログラミングの基礎を学ぶ目的にも応用可能だ。

 総合授業や部活動などで、すでにEV3を導入している学校なら、EV3と同様な操作でプログラムを記述でき、WeDo 2.0での授業展開も難しくないだろう。

【NEE2016】プログラミング学習をより身近にするレゴ WeDo 2.0

《中尾真二》

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