
マイクロソフトが実施したXBOX部門における大規模再編。『DOOM』や『Quake』などで知られるid Softwareはその影響を大きく受けているようです。
XBOX部門に大規模再編、id Softwareへの影響は?
id Softwareは、『DOOM』や『Quake』『Wolfenstein』『RAGE』などで知られるFPSの名門スタジオ。直近では『DOOM: The Dark Ages』を2025年にリリースしました。
2009年からはZeniMax傘下として活動。その後、2021年にマイクロソフトがZeniMaxを買収したことで、XBOX Game Studiosに加わっていました。
ベセスダで15年以上の経験を持ち、現在は自身のスタジオのCEOを務めるJeff Gardiner氏は、id Softwareにおいてレイオフの対象となったのは95名だと聞いたと報告。また、未確定ながらベセスダ・ゲームスタジオでのレイオフ対象者は35名のようだと投稿しています。
2025年末時点で海外メディアAftermathが伝えていたid Softwareの全従業員数は約185名です。それ以降で変動があった可能性も考えられますが、Jeff Gardiner氏の報告が正確であれば、半数ほどの従業員がスタジオを去ったという計算に。20年以上id Softwareでプログラマーを務めるも今回のレイオフ対象となったMichael Maynard氏も影響を受けたのはスタジオ全体のおよそ50%と報告しています。

また、実際にid Softwareにおける複数のベテラン開発者らがスタジオを去ることを報告しています。『DOOM (2016)』からの3部作でコンセプトアートを手掛け、『DOOM: The Dark Ages』ではプリンシパル・コンセプト・アーティストを務めたColin Geller氏、『DOOM Eternal』や『DOOM: The Dark Ages』などにアニメーターとして参加したChris Street氏、契約期間を含めて18年間id Softwareに勤務し、プリンシパル・プログラマーを務めていたDustin Land氏などの投稿を確認できます。
John Romero氏もコメント
id Softwareの共同創設者で、1996年にスタジオを離れたJohn Romero氏もこの件に関してコメント。「idが今後も続いていく中で、自分の仕事や友人、歴史をそこに残して立ち去るということは奇妙で痛ましく感じられる」と自身の経験も交えつつ、「『DOOM』『Quake』といった名前を継承し、前進させるという素晴らしい仕事をした」と労いの言葉を述べました。
また、id Softwareも保有していないと思われる設立当初から1996年8月6日までの開発資料を個人で保存しており、ストロング博物館に寄付するという遺言を用意していることを明かし、現在のid Softwareの歴史についても誰かが同じように取り組んでくれていることを願うと綴っています。
今後、ZeniMaxが注力していくとされた大型フランチャイズには『DOOM』や『Quake』も含まれていましたが、大規模再編の影響を大きく受けたとみられるid Softwareはどのような役割を果たしていくことになるのでしょうか。
最新作の『DOOM: The Dark Ages』DLC「Revelations」は現地時間7月7日リリース予定です。











