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freee、映像制作特化の新プロジェクト「freee for 制作」始動。Autodesk「Flow PT」とAPI連携で工数管理を自動化

freeeは映像・アニメ・CG制作業界向けの新プロジェクト「freee for 制作」を開始。Autodesk「Flow PT」とのAPI連携により、制作管理ツールと勤怠システムの「二重入力」を解消し、現場の工数データを自動的に経営情報として蓄積。クリエイターの負担軽減と、経営側のリアル…

企業動向 発表
freee、映像制作特化の新プロジェクト「freee for 制作」始動。Autodesk「Flow PT」とAPI連携で工数管理を自動化
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フリー株式会社は2026年6月11日、映像・アニメ・CG・CMなど制作業界の持続的経営を支援する新プロジェクト「freee for 制作」を開始したと発表した。

第一弾として、同社の「freee工数管理」が、Autodesk社の制作管理ツール「Flow Production Tracking(Flow PT)」とのAPI連携を開始する。経済産業省が日本発コンテンツの海外売上高20兆円を掲げるなか、制作現場では経営基盤に関する課題が根強く存在しており、業界特化型のDX・AX(AI Transformation)を推進していく。



制作業界の「二重入力」と原価把握の課題に切り込む業種特化戦略

freeeは2026年3月に発表した「freee for 医療」に続く業種特化プロジェクトとして、今回「freee for 制作」を立ち上げた。アニメ、CG・映像、CM、番組、Web制作など幅広い制作現場を対象とし、クリエイティブ業務に集中できるバックオフィス環境の構築を目指す。

制作業界では、制作費や人件費の高騰、人材不足に直面し、作品ごとの正確な原価把握が不可欠となっている。しかし従来は、制作管理ツールと勤怠システムの双方に同じ内容を入力する「二重入力」が常態化し、クリエイターの業務負担が増大していた。結果として、人件費をリアルタイムに把握できず、プロジェクト終了後に不採算が発覚するケースや、新規案件の見積りを勘に頼らざるを得ないといった点が業界の大きな経営課題となっている。

freeeは統合型経営プラットフォームとして、現場の進捗・稼働・コストを経営情報とリアルタイムに紐づけることで、こうした構造的課題の解消を目指す。

Autodesk「Flow PT」とのAPI連携で現場と経営をシームレスに接続

新プロジェクトの第一弾となるのが、世界中の制作スタジオで採用されているAutodesk社の「Flow PT」と「freee工数管理」とのAPI連携だ。「Flow PT」は進捗・アセット管理およびレビューフローを一元化するクラウドツールで、世界中の制作スタジオで採用されている。

API連携すると、クリエイターが日々のタスクステータスを「Flow PT」上で更新するだけで、そのアクションが自動的に工数データとして「freee工数管理」に蓄積される。現場側は煩雑な二重入力から解放される一方、経営側は作品や工程ごとの採算をリアルタイムに把握できる。蓄積データは実績に裏打ちされた正確な見積り作成にも活用でき、データに基づく健全な経営判断を後押しする。

導入企業からも期待の声が上がっている。株式会社ダンデライオンアニメーションスタジオ代表取締役の西川和宏氏は「freeeプロダクトの導入によりリアルタイムでの業績把握と集計自動化を同時に実現できた。業界特有の商習慣やクリエイティブな現場のニーズに寄り添ったプロジェクトであり、期待を寄せている」とコメント。

また、株式会社ライデンフィルム取締役の田代雄一氏は「制作タイトル数や企業規模の拡大により、Excelベースでの作品別損益管理が限界に達していた。freee会計、freee人事労務、freee業務委託管理を導入し、経営数値や作品別損益の早期可視化を実現した」と述べている。

6月16日に映像・アニメ業界向けセミナーを新宿で開催

freeeは2026年6月16日(火)に、新宿住友ビル三角広場・新宿住友ホールにて、映像・アニメーション業界向けセミナー「【freee for 制作】制作現場と経営がつながる ── Autodesk『Flow PT』× freee ── 映像・アニメーション業界の制作基盤を、新しい時代へ」を開催する。

時間は14時20分から15時までで、参加費は無料(事前登録制)。登壇者には株式会社ボーンデジタル ソフト事業部テクニカルサポートの井上将人氏、フリー株式会社 映像制作業界DX推進担当の佐野誠氏が名を連ねる。申し込みは「freee統合ワールド」特設ページから受け付けている。

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《Branc編集部》

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