
2025年10月9日、ゲーム開発・販売を手がけるナツメアタリは大阪万博でのバーレーンとの協業を成功させ、今後中東での事業拡大を目指すことを発表しました。
今後バーレーン現地法人を設立し、中東を視野に入れた事業拡大も

ナツメアタリは大阪万博の開催にあたり、バーレーンの労働ファンド「タムキーン」と共同で3名のバーレーン人インターンを受け入れてゲーム制作の実践研修を実施。
彼らが制作したモバイルゲーム『Ship of Time』は、大阪万博のバーレーン館で披露され、同国の文化やランドマーク、経済的可能性を体感できるインタラクティブな体験ができたとして来場者や同国政府の関係者より高い評価を得たということです。
同社は現在バーレーンの現地法人を設立中で、これを中東におけるゲーム開発のハブとし、現地の人材と日本のゲーム開発者が共に活躍できる機会を目指していきたいとのこと。

同社が中東展開に力を入れている証として、現在ナツメアタリのホームページはアラビア語での閲覧も可能になっています。
ナツメアタリ代表の小出光宏氏は、「3名の研修生の受け入れをきっかけに始まったバーレーン王国との交流と文化的架け橋の取り組みは、政府高官各位との意見交換を経て、いよいよ具体的な事業活動へと発展する段階を迎えました。『日本で学び、バーレーンで花を咲かせる』――この理念のもと、私たちは若き世代が両国の未来をつなぐ架け橋となり、文化と経済の持続的な発展に寄与するプロジェクトをさらに推進してまいります」とのコメントを発表しました。