
アドウェイズは、ゲーム分野に特化したクリエイティブ制作専門の新組織「1UP WORKS(ワンアップ ワークス)」を発足したことを発表しました。 同社が長年培ってきたゲームマーケティングのノウハウと、ゲームに精通した専門クリエイターの知見を融合させ、ゲームパブリッシャーの広告効果を最大化する体制をするとしています。
市場の変化に対応
国内ゲーム市場はユーザー層の拡大を背景に成長を続ける一方、多様なプラットフォーム間でのユーザー獲得競争が激化しています。 これによりCPA(顧客獲得単価)の高騰が課題となる中、広告運用の最適化だけでは持続的な成果を出すことが困難になってきました。 このような状況下で、ゲームの魅力を深く理解し、ユーザーに響く質の高いクリエイティブの重要性が増しています。
「1UP WORKS」は、こうした市場の課題に対応するために設立されました。 アドウェイズが持つ年間約13万本という膨大なクリエイティブ制作実績から得られるデータと専門クリエイターの知見を組み合わせることで、データに基づいたアプローチと、ユーザーに響く表現力の両立を目指します。

「1UP WORKS」が提供する価値
同社によると、「1UP WORKS」は主に3つの特徴を持つとのこと。
1つ目は、データに基づいた戦略的なクリエイティブ制作です。同社が保有する豊富な制作データから、ターゲットユーザーに効果的な表現や構成を分析し、成果につながるクリエイティブを制作するとしています。
2つ目は、ゲームの世界観を尊重した表現力です。ゲームに精通した専門クリエイターがIPやタイトルの魅力を損なわずに面白さの核心を捉え、既存ファンと新規ユーザー双方に訴求するクリエイティブを目指します。
そして3つ目は、制作範囲の広さです。動画やバナーといった広告素材だけでなく、公式サイトやLP、アプリストアのスクリーンショット、さらには屋外広告まで、マーケティング活動で必要となるクリエイティブを一貫して制作する体制を整え、統一されたブランディングの展開とLTVの最大化を支援するとのことです。