
『MindsEye』の開発元であるBuild A Rocket Boyですが、大規模なレイオフを開始したとIGNが報じています。
スタジオ関係者によれば解雇対象は100名以上にも及ぶとのことです。
スタートダッシュで“やや不評”、酷評相次ぐ『MindsEye』開発で大規模レイオフ開始

関係者によれば、雇用主が90日以内に100人以上の解雇を提案した場合に英国内法によって発動される、標準的には45日間の協議プロセスが6月23日に開始されたとのこと。
これはおよそ英国内に300人、国外に200人の従業員を擁するとされているBuild A Rocket Boyの全体の1/5程度の削減となります。
11日の発売直後の時点でSteamにおいて“賛否両論”に、本記事執筆の時点ではさらに低下して“やや不評”となっている『MindsEye』。
13日には「プレイヤーが我々の想定したゲーム体験を得られなかったことに心を痛めている。」とする声明を発表し、複数のHotfixやアップデートからなるロードマップを公開しました。
一方で返金のハードルの低いSteamのみならず、比較的ハードルが高いとされるPS Storeでも返金が報告されるなど大荒れ状態となっているのに加え、Steamにおいてピーク時には3,302人だった同時接続プレイヤー数も直近24時間では130名となるなど、プレイヤー数という視点でも危機的水準となっています。
仮に報じられているレイオフが実施された場合、どれだけ公表済みのロードマップを実現できるかも不透明となることから、本作の厳しい状況はなおも続くものと思われます。