
ユービーアイソフトは、対戦FPS『エックスディファイアント』のサービス提供を6月3日をもって終了しました。
2024年12月のアナウンス通り、6月3日で約1年のサービスに幕
本作はユービーアイソフトの手掛ける『ファークライ』や『ウォッチドッグス』『アサシンクリード』といった作品群からキャラクター達が集結し、様々なゲームモードで競い合う基本プレイ無料の対戦シューター。2024年5月にサービスを開始した本作ですが、競争の激しいジャンルでユーザーを定着させられなかったとして2024年12月にはサービス終了がアナウンスされ、予定通り6月3日をもってサーバーが停止されました。
発表からサービス開始にかけて見せた盛りあがり維持できず
2021年7月に開発が発表され、シューティング作品も多く手掛けてきたユービーアイソフトだけに期待が寄せられていた本作でしたが、開発は難航していたと報じられコンソール版の審査落ち等を理由に度々の発売日延期も行われていました。一方で2023年のベータテストでは参加者が100万人を超えるなど発売に向けて再び盛りあがりを見せ、リリース時には2週間でプレイヤー数1,000万人を突破したとプロデューサーのMark Rubin氏は語っています。
当初は好調に見えた正式サービスでしたが、やがてバグの頻出やチーターの横行からプレイヤー離れが加速。先述の通りプレイヤーの維持に失敗したとの見立てからさらなる大規模な投資は不可能と判断しこの度のサービス終了へ至りました。SNSでは主に海外を中心に、哀悼や感謝のコメントが並んでいます。