
2025年5月1日、レースゲーム『EA SPORTS WRC』『DiRT』などを手がけてきたエレクトロニック・アーツの開発チームCodemastersは今後WRC(世界ラリー選手権)との契約を解消し、「今後のラリータイトルの開発計画は一時停止する」という声明を発表しました。また、同開発チームや『DiRT』シリーズのXアカウントが消滅していることも話題となっています。
ラリーゲームの雄が解散?今後のラリーゲームはいったいどうなる
Codemastersは1998年にリリースされた『Colin McRae Rally』を皮切りに、2007年の『Colin McRae: DiRT』から始まる『DiRT』シリーズ、2020年にEAに買収された後も『EA SPORTS WRC』をリリースするなど、27年間ラリーゲームを作り続けてきたことで有名なスタジオです。
そんなCodemastersでしたが、5月1日に発表した声明の中で、「すべての偉大な旅は、最終的にはゴールに到達します。そして本日、私たちはWRCへの取り組みが終着点に達したことを発表します」と、世界ラリー選手権とのライセンス契約を解除することを発表しました。そして『EA SPORTS WRC』について、2024年シーズンの拡張が最後の拡張になることが明言されました。
この発表の中で、「現在、今後のラリータイトルの開発計画は一時停止しております」としていますが、「『EA SPORTS WRC』は、既存のプレイヤーの皆様、そして新規プレイヤーの皆様に引き続きお楽しみいただけますのでご安心ください」ともしています。
しかしながら、先述の通り本ゲームの開発チームのCodemastersや『DiRT』シリーズのXアカウントが消滅していることが海外のコミュニティで話題になっています。これらのアカウントの消滅については公式な説明は一切なく、原因は不明です。
海外メディアVGCは、直近で行われたEAの最大400人規模のレイオフに触れていますが、Codemastersがその影響を受けたかは明らかではありません。
¥16,243
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)